はじめに
こんにちは。未経験からインフラエンジニアを目指して勉強中の kanekane です。
2021年1月に 基本情報技術者試験(FE) を受験・合格し、その後同年4月に 応用情報技術者試験(AP) にも独学で合格しました。
この記事では、実際に使った教材・勉強法・工夫した点をまとめ、2021年当時と現在の試験制度の違いについても触れます。
「基本情報の次に応用情報へ挑戦したい」という方の参考になれば嬉しいです。
対象読者(この記事を読むと役立つ人)
- IT未経験から応用情報に挑戦したい人
- 基本情報に合格して次のステップを考えている人
- 制度改定前後でどう変わったか知りたい人
- 短期間での勉強法を知りたい人
応用情報技術者試験(AP)の形式:2021年当時と現在の比較
年度 | 午前試験形式 | 午後試験形式(大問選択) |
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2021年(受験当時) | 選択式(マークシート) | 大問11問から5問を選択して解答。記述式を含む形式 |
現在(2025年) | 変更なし(同様に選択式) | 形式に大きな変更なし。引き続き記述式問題あり |
※2026年度からCBT方式(コンピュータ受験)へ移行予定ですが、出題数・時間・形式に大きな変更はありません。
👉 詳細は IPA公式サイト をご確認ください。
使用した教材・サービス
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過去問道場(応用情報技術者試験ドットコム)
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AP 過去問道場
無料・スマホ対応・詳細な解説付きで、通勤・スキマ時間に最適。
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AP 過去問道場
📌 参考書は使わず、過去問道場+公式解説+ネット検索で十分合格できました。
実際にどれくらい勉強したのか?
当時過去問道場で振り返った学習履歴によると:
- 当時の過去問道場収録数:約 2,560問
- 解答した問題数(重複あり):192問
- ユニーク問題数(重複なし):124問
- 解いた割合:全体の 約4.8%
1問あたり「解答+解説を読む+関連をググる」で平均5分ほど。
- 192問 × 5分 = 960分(約16時間)
多めに見積もって 約20時間弱の学習量 でした。
(基本情報の学習と合わせても60時間程度で、短期集中の勉強でした。)
試験結果
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応用情報(2021年4月受験)
- 午前:62.5点(ストラテジ系65%、マネジメント系60%、テクノロジ系62%)
- 午後:75点(解答科目:情報セキュリティ、経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査)
※午前、午後ともに60%以上で合格。
勉強の流れ
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午前試験対策
- 過去問を繰り返し演習
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午後試験対策
- 得意分野をあらかじめ決めておき、選択問題で迷わないように準備、過去問演習
- 実際に解答した科目は以下の5つ:
- 情報セキュリティ
- 経営戦略
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
工夫した勉強法
- 午前は過去問反復:範囲は広いが、過去問の傾向を押さえれば十分対応可能
- 午後は分野を決めて過去問演習:事前に「どの科目を解くか」を決め、選択問題で迷わない。未経験の場合は技術的な分野よりも暗記でこなせる分野がおすすめ
- 記述式はキーワード重視:模範解答の表現を暗記するのではなく、用語を押さえる
受験してわかったこと(Tips)
- 過去問道場だけでも合格可能
- 短期間でも十分対応できる(特に基本情報を先に勉強しておくことで、得た基礎知識が応用できる)
- 午後は「選択戦略」と「キーワード意識」で乗り切れる
まとめ
- 過去問中心の勉強で合格可能
- 忙しい社会人でも、基本情報の知識があれば20時間弱の学習で合格は可能
- 午後は「選択科目の戦略」と「記述力」がカギ
応用情報を通じて、ITの全体像をさらに深く理解でき、自信につながりました。
また、過去問演習→解説を読んで理解、試験対策法が自分にあっていることがわかったのも今後資格勉強をしていくうえで役立つと感じました。
これから挑戦される方の参考になれば嬉しいです!
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