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【考察】後輩・部下教育が必要な理由

Last updated at Posted at 2025-09-28

直近、後輩ができ、上司から案件の教育を担当するように依頼を受けました。

正直に言ってしまうと、案件遂行に当たっては、自分一人でやってしまったほうが早いんだけどな~と感じる点や、自分一人で進めたほうが楽だな~と感じる部分が多々あります...(これはもうしょうがない)

ではそのうえで、何故、後輩/部下教育が必要になってくるのかを考えてみることにしました。

何のために教育をすべきなのか、分からない方の参考になるならば嬉しいです。


1. チーム全体の成果を引き上げる

当たり前ですが、一人でやる馬力よりも、二人でやる馬力のほうが大きいです。

現時点においては、自分と部下を合わせて1.5馬力(自分1/後輩0.5)でも、教育を適切に進め、後輩が案件全体や自分の降られたタスクを覚えてくれることで、将来的には2馬力(自分1/後輩1)になっていく可能性が想定されます。

チーム全体として、馬力が増えることで成果も必然的に上がることとなります。

2. 属人化の防止

自分一人で何でもやってしまうと、ノウハウや情報が共有されておらず、自分が休んだ場合や、緊急事態が発生した場合に、案件自体が止まってしまいます。

案件を滞りなく遂行するために、自分のノウハウを事前に共有(教育)することで、属人的になることなく、案件の遂行が可能となります。

3. 将来の自分への投資

これは私の上司からよく言われることですが、教育を行うことで、将来の自分へ投資することに繋がります。簡単に言ってしまうと、将来的に自分が楽になります。

これは、教育を通じて後輩が一人で作業を進めることができるようになると、自分がやっている簡単な作業や定型業務を任せることができるようになります。

そうすると、これまで提携作業に割いていた自分の時間を別の作業を行うことができます。

また、現時点では確認作業やレビューで修正が多い場合でも、現時点で教育を適切に行うことで、将来的にはレビューや修正の手間が減り、精神的にも楽になることが考えられます。

4. 自分への評価に繋がる

これは少しいやらしい話ですが、後輩教育を行い、後輩が適切に育ってくれると、自分の評価にもつながります。会社からは、「こいつに教育を任せれば人が育ってくれる」と思わせることで、かえって自分へのプラスの評価に繋がります。

もちろんこれは、プラスの面もありますが、マイナスの面もあり、後輩が適切に育たない場合は、会社から自分への評価に繋がらないどころか、マイナスになる可能性もありえます。(恐ろしい...)


上記のように、後輩教育が必要な理由について、4点考えてみました。

本記事が、どなたかの参考になれば幸いです。

以上

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