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Windows10でWSL2を利用したUbuntu環境構築時にエラー(0x004000d、0x800701bc)に遭遇した

Last updated at Posted at 2023-02-11

本記事の内容

  • Windows10でWSLを利用したUbuntuの環境構築でエラーに遭遇したので、対応内容をまとめました。

実施環境

  • Windows 10
  • Windows PowerShell
  • WSL2
  • Ubuntu 22.04

実施した作業

  1. WSLコマンドによるUbuntuのインストール
  2. Error: 0x004000dの対応
  3. WSLコマンドによるUbuntuの再インストールとError: 0x800701bcの対応
  4. パッケージのアップデート

1.WSLコマンドによるUbuntuのインストール

参考にしたサイトMicroSoftのこちらのサイト。
まずはWindows Posershellを管理者権限で起動。
01.png
以下のコマンドを実行し、MicroSoftのオンラインストアーからインストール可能なバージョンを確認した。

wsl --list --online 

02.png

Ubuntu 22.04をインストールすることにして、以下のインストールコマンドを実行。

wsl --install -d Ubuntu-22.04

00_00.png

「Error: 0x004000d」エラーが出た。

Error: 0x004000dの対応

参考にしたのはこちらのサイト。
WSLの有効化をしておりませんでした。

Windowsの設定の「アプリと機能」にて「プログラムと機能」をクリックする
00_01.png

「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックする。
00_02.png

「Linux用Windowsサブシステム」をクリックして「OK」ボタンを押し有効化する。
00_03.png
00_04.png
00_05.png

指示に従いPCの再起動を行う。
PCが再起動したらWindows Posershellを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行する。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all

00_06.png

以下を実行してWSLのデフォルトバージョンを2に設定します。

wsl --set-default-version 2 

00_07.png

3.WSLコマンドによるUbuntuの再インストールとError: 0x800701bcの対応

Windows PowerShellで以下のコマンドを実行。

wsl --install -d Ubuntu-22.04

00_08.png
00_09.png

Ubuntuの起動中「Error: 0x800701bc」エラーが出たので、原因を調べたところ、kernel componentを更新していないためのようです。
参考にしたのはこちらのサイト。

こちらのWindowsのページを参考にして、
「手順 4 - Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードする」を実施しました。

インストーラーをダウンロードして、インストーラの案内に従いインストールする。
00_10.png

インストールが完了したら、WindowsのメニューからUbuntuを起動する。
00_11_0.png
00_11.png

エラーが発生せず起動が完了しました。名前とパスワードを設定して、Ubuntuが利用できるようになりました。
00_12_2.png

4.パッケージをアップデートする

以下のコマンドを実行して、Ubuntuのパッケージを更新します。

sudo apt update
sudo apt upgrade

パスワードの入力を求められたら入力し、Y/nの質問をされたらYを入力してアップデートを継続してください。

本記事は以上です。
Windows10でWSLを利用したUbuntuをインストールに躓いたので記録を残しました。
WSLはとても便利ですね。この記事が何かの手助けになれば嬉しいです。

参考文献

本記事の作成に当たり、以下の情報も参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

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