今回、こちらのアドベントカレンダーに参加させていただいております
この話は、こちらの続きとなります
気づいたらデータがたまっていた
運用報告ツールで数か月
データはそこに溜めているものの折角だから可視化でもしてみようかと思ったけど
Excelで作るのは、自動連係させる際にデータの加工もあるので手間がかかりそう
かといって、手間をかけるならPower BIが使いたかったけど
ライセンスは割り当ててもらってないので使用できない
何とかデータを可視化できないものか考えてみた
メンバーへの個々のフィードバックは行えてたものの、顧客担当者へのフィードバックには
貢献できていなかったため、日々蓄積しているデータを使って
現場で、Copilotで出来そうなことを考えてた際に
以前、某朗読会でCopilotからグラフが出せるようになりましたと、某朗読会で紹介されていたので
使ってみようかを思いました
まずは慌てずに考えて
最初に、考えていること
・生成AIに過度な期待は厳禁
・プロンプト次第では、今後の運用保守(報告)にかかる時間を減らせている
・事由によって分析用のプロンプトを用意する未来もあるかな？
・「分析」に関して
Copilotを使うことで、単純に「分析」を行ってくれるわけではなく
何かを「分析」するには、「指示」が必要だということを念頭に置いています
『データの分析をするのは「指示を行う側」で、
Copilotをはじめツール類は分析をしてくれません、指示を実行するだけ』
という事を踏まえて利用を検討していきたいと思います。
また、分析を行うにも、結果に紐づくデータがなければ
AIは回答を導き出すことはないため、日々のデータ収集は必要となり
Copilotでの分析は一時利用に限られ
恒久的に使用する場合は専用のBIツールを使ったほうが良いとも理解しています
データ分析 (メンバーの勤務時間)
実績工数を格納している情報から通常勤務時間を超過している(残業)
閾値を指定してその推移を可視化して
かつ、超過しているメンバーのピックアップを行う
あなたは、優秀なチームリーダーです
下記のCsvファイルの情報は以下の通りです
# 添付のCsvファイル
「アイテック個別実績工数.csv」
# 項目の説明
タイトル：実績を示すレコード
memberNo：メンバーの番号
taskName：タスク名
taskType：タスクの種類
actualDate：勤務日
actualTime：実績時間
上記のデータから各メンバーの勤務状態を把握したいと思っています
メンバーごとに指定した期間の予定と実績時間を集計して分析してください
# 結果は、markdown形式で予定の期間で
１）「メンバー」毎に「日付」、「実績時間」折れ線グラフで表示してください
グラフの要素は、
【すべて一枚のグラフ上】にメンバー全員を掲載して日付毎に実績時間のグラフ
これを重ねあわせて、グラフ上で乖離を表示してください
ただし
・凡例はグラフに重ねないようにすべて見えるように表示してください
・同じ日付に同じタスク名が複数ある場合は合算してください
・勤務時間は通常、8時間を既定としています
・直近、2週間で残業が多いメンバーがいる場合は、注意マークとして「＊」を凡例のメンバー番号前に記載してください
・直近、２週間の「残業時間が合計」が10時間を超えている場合、注意マークを記載してください
・残業が発生している日には、その日の点に残業時間を数値で表示してください 例：3時間あった場合は,3H
指定する
期間：2024/08/19～2024/09/04
データ分析 (予定と実績の乖離状況)
メンバーごとのタスクから予定と実績の乖離状況を把握
メンバーごとのタスクから予定と実績の乖離状況を把握
あなたは、優秀なチームリーダーです
下記のCsvファイルの情報は以下の通りです
# 添付のCsvファイル
「実績タスク.csv」
# 項目の説明
reportDate：勤務日
memberNo：メンバーの番号
taskName：タスク名
taskType：タスクの種類
workRate：タスクの割合
タイトル：「朝の報告」は予定、「退勤報告」は実績を示している
上記のデータから各メンバーの作業状態を把握したいと思っています
メンバーごとに指定した期間の予定と実績を分析し、割合から
予定外のタスクが発生した日をどれだけあったかを分析してください
# 結果は、markdown形式で予定の期間で
１）「タスク名」毎に「日付」、「予定(割合)」と「実績(割合)」折れ線グラフで表示してください
グラフの要素は、
【すべて一枚のグラフ上】にタスクを掲載して
日付毎に予定で一つのグラフで点線で
日付毎に実績で一つのグラフで実戦で
これを重ねあわせて、グラフ上で乖離を表示してください
各日で予定がない実績のみタスクは割り込みタスクなので、★などの記号で表現してください
# ただし
・凡例はグラフに重ねないようにすべて見えるように表示してください
・雑務は結果から除外してください
・同じ日付に同じタスク名が複数ある場合は合算してください
最後に
グラフを出力してもらえたものの、生成されたグラフに日本語使われていると
表示できませんでした
ここら辺は、プロンプトの指示が悪いのかうまくいきませんでしたが
伝えたいことは生成できていたのかなと思っています
ただ、Copilotの使用を足踏みしている、メンバーや顧客担当に
インパクトはあったので、今後の自身の紹介の仕方次第かと考えています
周りには、検証してみた結果
まだ使わない/使えない という方が一定数いましたが
私はそう思ってなく、今はそうでもこれから進化していく要素はあり
その過程を見守りつつ使っていかないと
いざ、使えるようになった際、出遅れてしまうのでは？使っていけなくなるのではと
思っています、ですので今は、こんなことができるんだ将来が楽しみだなぁと
生暖かい目で見守っていきたいと思います