Amazon Elastic VMware Service(Amazon EVS)のパブリックプレビューが開始
- VPC内でVMware Cloud Foundationベースのワークロードを実行できる
- VCFライセンスのポータビリティを利用し、非本番環境のワークロード移行が可能
- vSphere クラスター内の Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) ベアメタルインスタンスが追加・削除可能
- オンプレミス環境と同じように VMware の vMotion や vSphereHA の機能が利用できる
オンプレミス環境からAWSへのVMwareワークロードの移行が容易になりました。
アクティブ-アクティブレプリケーション用のPostgreSQLエクステンションであるpgactiveがオープンソース化されました
pgactiveは非同期のアクティブ-アクティブレプリケーションを使用してデータベースインスタンス間でデータをストリーミングできます。
* PostgreSQL 16から導入された論理レプリケーション機能をベース
ユースケース:pgactiveを利用したローリングアップデート
引用
Amazon CloudWatchエージェントで、EC2インスタンスとEKSノードに接続されたEBSボリュームの詳細なパフォーマンス統計の収集が可能になりました
* 対象:NitroベースのEC2インスタンスにアタッチされたEBSボリューム
* ペレーションの累積数
* 送受信されたバイト数
* 読み取りおよび書き込み I/O
* オペレーションに費やされた時間
AWS AppSyncで新規APIキャッシュ構成に対して保管時および転送時の暗号化が自動的に有効化されるようになりました
- メリット
データを高速インメモリキャッシュで利用できるようにし、パフォーマンスを高め、レイテンシーを減らすことが可能。
キャッシュ暗号化は2種類
Amazon RDS for DB2でクロスリージョンスタンバイレプリカがサポートされ、災害復旧(DR)時のデータベースダウンタイムを大幅に削減できるようになりました
- Db2 HADR を使用
- 最大3つのスタンバイを作成可能
- スタンバイリージョン側はSQLアクセスできない
- インスタンスのvCPU数に関係なく、レプリカ1台につき2vCPU分の商用データベースライセンスが必要
Amazon S3 DeleteObjects APIのCloudTrailログ機能が強化され、バルク削除操作の詳細な可視性が向上しました
- これまで:削除操作のみ。削除したオブジェクト名やプレフィックスの情報は含まれない
- 本アップデート:個々のオブジェクトの削除イベントも記録
- アップデートのメリット:S3バケットのセキュリティ管理がより強固に
データイベントのログ出力の設定箇所
引用
Cloud WANで接続されたVPC間でのセキュリティグループ参照機能とDNSサポート強化が一般提供されました
- これまで:Cloud WANを介して接続されたVPC間のトラフィックを制御するためにSG参照が不可
- 本アップデート:SG参照が可能になる
参照できることによりトラフィックの許可ができる。
強化されたDNSサポートにより、Cloud WANに接続されたVPCからのDNSクエリに対して、パブリックDNSホスト名をプライベートIPアドレスに解決可能に。
イメージ:Cloud WANを介した通信
引用
AWS WAFに数秒以内の応答が可能な高速な自動検知と緩和機能を備えたアプリケーション層(L7)DDoS保護機能強化が追加
- 機械学習モデルを活用してトラフィックの異常を検出
- 自動的に保護ルールを適用
- AWS WAFおよびAWS Shield Advancedサブスクライバーが利用可能
- CloudFront、ALBなどWAFがアタッチできるサービスで利用可能
Amazon SageMaker AIインスタンスの価格も最大45%の値下げが発表されました
- 生成AIモデル開発の費用対効果を高めるため
- 値下げ対象インスタンス:P4(P4dとP4de)およびP5(P5、P5e、P5en)のインスタンスタイプ
- オンデマンドとSavings Plan価格の両方に適用される
Amazon Verified Permissionsの、単一の認可リクエストの価格が最大97%削減
97%の値引きとなり、100万APIリクエストあたり5ドルになりました。
すべてのAWSサービスのAPI定義ファイルとサービスモデルパッケージの公式ソースが提供されるようになりました
- 日次でGitHubリポジトリとMaven Centralに公開
- Smithy API モデルの最終的な最新ソースが含まれる
- 開発者は実際のAWSサービスと同じモデル定義を活用できる
含まれる内容
引用
AWS KMSがFIPS 203 Module-Lattice Digital Signature Standard(MLDSA)のサポートを開始
AWS KMSが、量子コンピューティングの脅威に対応するために設計された量子耐性デジタル署名アルゴリズムであるFIPS 203 Module-Lattice Digital Signature Standard(MLDSA)のサポートを開始しました。
- ファームウェアやアプリケーションコード署名の保護が必要な場合
- 長期的な保管用途がユースケース
- FIPS204で規定されたML-DSA (Module Lattice Digital Signature Algorithm)署名アルゴリズムの規格がサポート