unityMCPの可能性次第で実践投入したいので、改めて試します。
まず、使わさていただくMCPはこちら
https://github.com/isuzu-shiranui/UnityMCP
1.0リリースされているので、きっと安定性も高いはず。
https://github.com/isuzu-shiranui/UnityMCP/releases/tag/v1.0.0
環境はUnity6.0。最新です。
無料でロゴが消せるのが素敵です。
セットアップに書いてあるとおり、パッケージマネージャーでいれる。
ちなみに今回はこれくらいできてくれないと困る、ということでテトリスを作ってもらいます。
手順通りにやって接続。
カスタムハンドラーの設定やらなんやらがありますが、とりあえずデフォルトの設定でいってみます。
いい感じならCursorとかwindosurfあたりでいじろうとおもいますが、一旦Claudeでいきます。
プロジェクトの認識はできているようなので、そのまま指示してみます。
ほんとはもっと要件定義して構成とか画面とか指示した方がいいんですが、まあ、テトリスくらいいけるやろ。
というかこれくらいできてくれないと困る。
適宜ファイルアクセス許可と、テキストマックスになった時に続けるボタンを押す。
コードだけならClaudeCodeでできるが、UnityはMCPでやらざるをえないので、頑張ってほしい。
負けるなMCP。
なんかエラーを自動で修正している?とくに指示していないです。
セットアップガイドを作成している。
ここからは手動でやれということだろうか?
なんか勝手にエラーを修正し続けている。
MCP出始めの初期にいじってたことあるんですが、もっと不親切だったきがする。さすが1.0。
ここでいう「手動で」とはユーザーにやってほしいわけではなく、MCPで操作して作成するってことなのか。
どんどん勝手にうごく。すごい。
まあ、完成しないとすごいのかわからないけどね。
まだ一度もUnity画面を見ていません。
はい、完了しました。
20分くらいですかね。ちょっと目を離したりしてたので、実質15分くらいかも。
以下の用な完成レポートもあがってきています。
Unity テトリス完成レポート
🎮 完成したテトリスゲームについて
OrbitTowerプロジェクト内に 完全機能テトリスゲーム が正常に作成されました!
📁 作成されたファイル
🎯 コアゲームスクリプト
- SimpleTetrisDemo.cs - ワンクリックで遊べる最小実装版(推奨)
- TetrisGameComplete.cs - 高機能な完全版テトリス
- Board.cs - プロダクション品質のボード管理
- Piece.cs - 高度なピース操作システム
- TetrominoData.cs - 正確なテトロミノ形状データ
⚙️ エディター支援ツール
- TetrisGameSetupWizard.cs - ワンクリックセットアップ
- TetrisSetup.cs - 詳細なシーン構築
- TetrominoTile.cs - タイルアセット自動生成
- GameManager.cs - スコア・UI管理
- CameraController.cs - 2D最適化カメラ
- ControlsUI.cs - 操作説明UI
🚀 今すぐプレイする方法
🎯 推奨:SimpleTetrisDemo版
- 空のGameObject作成: Hierarchy → Create Empty
- 名前変更: "TetrisGame" に変更
- スクリプト追加: Add Component → SimpleTetrisDemo
- ▶️ Playボタン押下 - ゲーム開始!
🎮 操作方法
A/D または 矢印キー ← → : 左右移動
Q/E または 矢印キー ↑ : 回転
S または 矢印キー ↓ : ソフトドロップ
スペースキー : ハードドロップ
R : リスタート(ゲームオーバー時)
✨ ゲーム機能
🎮 基本機能
✅ 7種類の本格テトロミノ(I, J, L, O, S, T, Z)
✅ 正確な回転とウォールキック
✅ ライン消去システム
✅ スコア・レベル・ライン数表示
✅ 自動難易度上昇
✅ ゲームオーバー検知
🎨 視覚的特徴
✅ カラフルなテトロミノ(各形状固有色)
✅ リアルタイム描画
✅ 最適化された2Dカメラ
✅ Scene Viewでのリアルタイム可視化(Gizmos)
⚡ 高度な機能
✅ ロック遅延システム
✅ ハードドロップ
✅ レベルアップによる速度上昇
✅ テトリス(4ライン同時消去)ボーナス
✅ 自動UI生成
🛠️ カスタマイズ方法
🎚️ 難易度調整
// SimpleTetrisDemo.cs 内
public int boardWidth = 10; // ボード幅
public int boardHeight = 20; // ボード高さ
public float fallSpeed = 1f; // 落下速度
🎨 色彩変更
// tetrominoColors 配列を編集
Color.cyan, // I(シアン)
Color.blue, // J(青)
new Color(1f, 0.5f, 0f), // L(オレンジ)
// ...など
🏆 品質レベル
📊 SimpleTetrisDemo版(推奨)
- 実装レベル: プロダクション品質
- 必要設定: ゼロ(完全自動セットアップ)
- パフォーマンス: 最適化済み
- 対象: 即座にプレイしたい / 学習用
🚀 Complete版
- 実装レベル: エンタープライズ品質
- 必要設定: 手動UI接続
- 機能: 高度なUI・統計・拡張性
- 対象: 本格開発 / カスタマイズ重視
🎓 学習価値
このテトリス実装からは以下を学べます:
- ゲームループ設計
- 2D配列操作
- Unity Tilemap活用
- 衝突判定アルゴリズム
- オブジェクト指向設計
- エディター拡張開発
🔧 次のステップ
🎮 即座に楽しみたい方
- SimpleTetrisDemoを設定
- Playボタンでゲーム開始
- 友達とハイスコア競争!
💻 開発を学びたい方
- スクリプトコードを解析
- パラメータを調整して実験
- 新機能を追加(次のピース表示、ホールド機能など)
🚀 本格開発したい方
- Complete版を使用
- UIシステムを拡張
- サウンド・パーティクルエフェクト追加
🎉 完成おめでとうございます!
あなたのOrbitTowerプロジェクトに 完全機能のテトリスゲーム が追加されました。今すぐプレイして、クラシックパズルゲームの魅力を体験してください!
Happy Coding & Gaming! 🎮✨
さて、実際にプレイ
なんか不穏な空気。
プログラムのエラーが起きている。
これは、バクスラが不要とのこと。
このエラーを投げてみる。
ファイル全体を直すとか言い始めているが、大丈夫だろうか。
できたらしいが、まだエラーがある。
再度修正させる。
これも修正させる。
まあこんなん、自分で修正しろやって話なんですが、MCP君の実力を試したいんや。
まあ、ここまできたらMCPでやるというより、普通にCursorとかでやった方がいいかもしれない。
ドキドキの実行。
うん、動かない。
もうどうしていいかわからないので、一旦白紙にしました。
というか、空のオブジェクトを作成するときに確定されないで止まっているきがする。
何故?
別のMCPを使ってみる。
https://github.com/justinpbarnett/unity-mcp
業界では有名なUnityMCP、justinpbarnett様のやつを使う。
これでできなければ、Windowsだと無理疑惑。
お、いけるやんけ!
ではこっちでまたテトリスを作成してみる。
さすがジャスティン。
ただ、
ブロックがすべて1つ。
これじゃゲームにならんわい!
と思ったら
ああ、仕様なのね。
ではテトリミノをちゃんと作らせてみる。
とくにトラブルなく完了報告。
さて、動くか・・・
・
・
・・
・・・
・・・・
途中、MCPが動かないことがあったが、一度に処理できるトークンを超えてしまっていたらしい。
なんとか試行錯誤して完成までもっていくことができた。
得点とかそういうのはないが、テトリスの基本機能を持たせることはできたので一旦よしとする。
全てをMCPにやらせる(特にコーディング部分)はしんどいことがわかった。
問題になるのはやはり一度に処理できるトークン部分。
こればっかりはClaudeMCPをつかっている以上どうしようもない。
MAXプランにすれば改善する可能性あるかもしれない。
しかし、UnityMCPに期待するのは、コーディングだけではない。
そう、UI操作だ。
今までは手作業でUIの作成を行っていたが、もし、デザインがきまってて、それをMCPで実装できたら?
最高やんな。
ってことでやってみる。
けっこういい感じにつくってくれた!
ただ、問題があるとすればPositionの指定がされていない。
いい感じに作成しただけだ。これではいけない。ちゃんとUIとして配置してもらわなければ。
ソシャゲっぽい配置になった。
これはちょっと可能性を感じる。
まとめ
UnityMCP、きちんと指示をしてあげれば使える可能性がある。
特にUI操作の部分。ここは手動でやるにも限界があったから、明確に指示をしてあげればちゃんと動きそう。
とはいえ、それが手動のスピードを大きく超えるかどうかは・・・・まだ未知数。
まあ、面倒くさい作業を代行させることはできるね。
しかし問題は、自分のフロー状態が解除されるということ。
AIが進んで楽になるのはとてもいいことなのだけどね。
モノづくりが好きな人にとっては、とても退屈なものになってしまった。
UnityMCP、導入は簡単なので使ってみてはどうでしょうか。