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Unityで2048ゲームを作るためのプロット

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2048ゲームとは

2048ゲームは、数字が書かれたブロックを組み合わせて2048という数字を作り出すゲームです。最初に2つの数字が書かれたブロックがランダムに配置され、ユーザーが上下左右のキーを押すことでブロックを動かします。同じ数字が書かれたブロックが接触すると、それらは一緒になって1つのブロックになり、数字が2倍になります。ユーザーが操作した結果、新しいブロックが生成され、ゲームが続行されます。目標は、得点を上げるためにできるだけ多くの数字を合体させ、最終的に2048という数字を作り出すことです。

 

2048ゲームの応用アイデア

  • 2048ゲームのルールに加えて、時間制限やアイテムを追加して、よりスピーディーなゲームプレイを実現する。
  • 2048ゲームの数字をアルファベットや記号など、数字以外のものに変更することで、より斬新なゲーム体験を提供する。
  • 複数の2048ゲームを組み合わせた、より大きなパズルゲームを作成する。
  • 2048ゲームのブロックを、実際の物体や動物など、様々なイラストに変更し、より可愛らしいゲーム体験を提供する。
  • 2048ゲームのルールを変更し、数字を合体させるだけではなく、別のアクションを行う必要があるゲームを作成する。例えば、ブロックを回転させたり、ジャンプさせたりするなど。

 

参考

https://game-mix.com/2048-review/

Unityで作成するステップ

Unityで2048ゲームを作成するには、以下のようなステップを順序よく実行することが重要です。

  1. Unityのインストールと環境構築
  • Unity公式サイトから最新版のダウンロードとインストールを行います。
  • インストールが完了したら、Unityの起動とプロジェクトの新規作成を行います。
  1. ゲームオブジェクトの作成
  • Unityのシーンビューで、ゲーム画面を表すキャンバスを作成します。
  • ゲームオブジェクトを作成して、キャンバスに配置します。
  • テキストオブジェクトを作成して、スコアを表示するようにします。
  1. ゲームロジックの実装
  • スクリプトを作成して、ゲームのルールや動作を定義します。
  • ユーザーの入力に応じて、ブロックを移動させる処理やブロックを結合させる処理などを実装します。
  1. グラフィックスの設計
  • ゲーム画面の見た目やUIを設計します。
  • ゲームオブジェクトに画像やアニメーションを設定します。
  1. サウンドエフェクトの追加
  • ゲームの演出に合わせて、BGMや効果音を追加します。

以上のステップを順序よく実行することで、Unityで2048ゲームを作成することができます。初心者の方でも、ステップを1つずつ確認しながら進めていけば、理解しやすくなるでしょう。

ロジックの実装

2048ゲームのロジックを実装するには、以下のようなステップを順序よく実行することが重要です。

  1. ゲームオブジェクトを作成して、ブロックを配置します。
  2. ユーザーの入力に応じて、ブロックを移動させる処理を実装します。
  3. ブロックが結合された場合には、結合させる処理を実装します。
  4. ユーザーの操作によってブロックが移動した場合には、新しいブロックをランダムに生成する処理を実装します。
  5. スコアを更新する処理を実装します。

以上のステップを実行することで、2048ゲームのロジックをUnityで実装することができます。

 

ブロックを移動する処理

ブロックを移動させる処理を実装するには、以下のようなステップを順序よく実行することが重要です。

  1. ユーザーの入力を取得する処理を実装します。Input.GetAxis("Horizontal")とInput.GetAxis("Vertical")を用いて、ユーザーが押したキーに応じて移動方向を取得します。
  2. 移動方向が決定したら、ブロックを移動させる処理を実装します。ブロックは、Rigidbody2Dコンポーネントをアタッチして物理演算を行うようにします。ブロックの移動は、transform.Translate()ではなく、Rigidbody2D.velocityを用いて実装します。
  3. ブロックが移動可能な場合にのみ、ブロックを移動させるようにします。移動可能かどうかは、移動先にブロックが存在しないかどうかを確認することで判定します。

以上のステップを実行することで、ブロックを移動させる処理のロジックを実装することができます。

 

移動するロジックの例

public void MoveBlock(Vector2 direction)
{
    // ブロックの移動
    rb.velocity = direction * speed;

    // ブロックの移動先に別のブロックが存在する場合、移動しない
    RaycastHit2D hit = Physics2D.Raycast(transform.position, direction, blockLength, blockLayer);
    if (hit.collider != null)
    {
        rb.velocity = Vector2.zero;
        return;
    }

    // 移動が完了した場合、新しいブロックを生成する
    if (Mathf.Abs(transform.position.x - pos.x) >= blockLength || Mathf.Abs(transform.position.y - pos.y) >= blockLength)
    {
        transform.position = pos;
        CreateNewBlock();
    }
}

ブロックが結合する処理

ブロック同士が接触した場合に、結合させる処理を実装することが、2048ゲームのルールの中でも非常に重要です。

具体的には、ブロック同士が接触するたびに、その数字を合算させることができます。ただし、接触した2つのブロックの数字が同じ場合にのみ、結合が行われます。数字が異なる場合は、そのまま別々のブロックとして残ります。

結合する際には、新しいブロックを生成します。新しいブロックの数字は、接触した2つのブロックの数字の合計となります。例えば、2と2のブロックが接触すると、4の新しいブロックが生成されます。

結合後には、スコアを更新する処理を実装します。スコアは、新しいブロックの数字に応じて増加します。2048ゲームでは、できるだけ多くの数字を合体させて2048という数字を作り出すことが目標となるため、スコアが高いほど、より目標に近づいていると言えます。

以上のように、ブロックが結合される処理は、2048ゲームの中でも重要な要素の一つです。これを実装することで、より面白く、楽しいゲームプレイを実現することができます。

 

コードの例

public void CombineBlock(GameObject block1, GameObject block2)
{
    // ブロック同士の数字が一致しない場合、結合しない
    if (block1.GetComponent<Block>().value != block2.GetComponent<Block>().value)
    {
        return;
    }

    // 新しいブロックを生成して、結合させる
    Vector2 pos = (block1.transform.position + block2.transform.position) / 2f;
    GameObject newBlock = Instantiate(blockPrefab, pos, Quaternion.identity, blockContainer.transform);
    int newValue = block1.GetComponent<Block>().value * 2;
    newBlock.GetComponent<Block>().SetValue(newValue);

    // ブロックを削除する
    Destroy(block1);
    Destroy(block2);

    // スコアを更新する
    score += newValue;
    UpdateScore();
}

クラス構造例

GameManagerクラス

ゲームの全体的な管理を行うクラスです。以下のようなメソッドやプロパティが含まれます。

  • StartGame():ゲームを開始するためのメソッド。
  • EndGame():ゲームを終了するためのメソッド。
  • UpdateScore():スコアを更新するためのメソッド。
  • currentScore:現在のスコアを表すプロパティ。
  • highScore:過去の最高スコアを表すプロパティ。

Blockクラス

ブロックを表すクラスです。以下のようなメソッドやプロパティが含まれます。

  • SetValue():ブロックの数字を設定するためのメソッド。
  • value:ブロックに書かれた数字を表すプロパティ。

GameBoardクラス

ゲームボードを表すクラスです。以下のようなメソッドやプロパティが含まれます。

  • Initialize():ゲームボードを初期化するためのメソッド。
  • MoveBlock():ブロックを移動させるためのメソッド。
  • CombineBlock():ブロックを結合させるためのメソッド。
  • CreateNewBlock():新しいブロックを生成するためのメソッド。
  • IsGameOver():ゲームが終了したかどうかを判定するためのメソッド。
  • blockPrefab:ブロックのプレハブを表すプロパティ。
  • blockContainer:ブロックを配置するコンテナーを表すプロパティ。

以上が、想定される最小のクラス構造の例です。これらのクラスを組み合わせて、2048ゲームを実装することができます。

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