はじめに
またまたBox for Salesforceについて書かせていただきます。
以前の記事の一部はこちらから
Boxとの連携でSalesforceをより便利に活用しよう(Box for Salesforce)
Box×Salesforce活用のススメ
2023年もいろいろなアップデートがありました。今日はその中で主なものを4つ紹介したいと思います。
目次
- レコード作成時に特定のフォルダ構成を自動作成
- ルートフォルダの変更が可能に
- Experience CloudにUI Elementが埋め込めるようになりました
- Box Signで複数のドキュメントを利用
1. レコード作成時に特定のフォルダ構成を自動作成
デフォルトの状態ではSalesforceのレコードを作成した際、[Create Folder]というボタンが表示され、そのボタンをクリックすることで空のフォルダが作成されます。
それがフローを用いて、特定の構造を持ったフォルダ構成を自動で作成できるようになりました。
Box for Salesforceをインストールした際、Account Folder Templateというフローが自動でインストールされます。こちらを利用することで実現可能です。
同じフォルダ構成を毎回作成していて面倒・・・という時はぜひ利用してみてください!
2. ルートフォルダの変更が可能に
Salesforceと連携させる際、Box上にルートフォルダを作成する必要があります。このルートフォルダの変更が意外と大変で。。。これまではアンインストールする必要がありました。が、この変更が手動で実行できるようになりました!
詳しくは下記記事を参照してください
Box for Salesforceルートフォルダの変更
3. Experience CloudにUI Elementが埋め込めるようになりました
これまで、Experience Cloudではこちらの記事にあるようにBoxの利用に大きな制限がありましたが、ついにUI Elementが埋め込めるようになりました!
下の画像のように、コンポーネントから任意のUI Elementを利用することができます。
4. Box Signで複数のドキュメントを利用
Boxでは、Box Signを利用するときに複数ドキュメントを選択して利用することができますが、Box for SalesforceからBox Signを呼び出す時はこれまでこの機能が活用できず、単一ドキュメントのみに限られていました。
しかし、直近のアップデートによってついにBox for Salesforceでも複数ドキュメントを利用したBox Signを活用できるようになりました!
下の画像のようにチェックボックスが表示されるようになりました。
さいごに
Box for Salesforceのアップデート、非常に多く走っておりまだまだフローを活用したらできそうなことなどがたくさんあります。検証できたものから下記資料にどんどん載せていく予定ですので時々覗きにきていただけたらうれしいです!