【プレゼン】1分で相手を動かす話し方 1 / 2【読書メモ】

伊藤羊一氏の「1分で話せ」を読んでいるところなので、気になった部分をこちらにメモ。
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※対人で話す場合に必要な要素のみを抜粋

人はあなたの話の80%を聞いていない

• 「自分が伝えたいことを話せば、人は聞いてくれる」という前提は捨てる。
• あなたが話した内容の8割を相手は理解していないと考える。

8割の話を聞いていない相手を動かすには

• 「1分で話せるように話を組み立て、伝える」
  
• 1分なら忙しい人でも聞いてくれる可能性が高い
  1分にまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない　= どんな話でも1分で伝えることは可能

正しいことを言って人が動くなら、苦労はしない

必要な要素
- 左脳と右脳に働きかける
- ロジカルな伝え方
- 熱狂的なマインド

そのプレゼンのゴールは何か？

• 「誰に、何を、どうしてもらいたいのか」
• 理解してもらうのか、動いてもらうのか、賛成してもらうのか・・・

その相手とは・・・？

• どういう立場にいるのか
• どんなことに興味があるのか
• どんなことをこのプレゼンに求めているのか
• 専門的な要素についてどのくらい理解できるか
• 何をどんな風に言うとネガティブな反応をするのか

ピラミッドストラクチャーを意識する

• ピラミッドストラクチャーとは？(http://k-kangaeru.com/pyramidstructure/)
• 話には結論と根拠があり、結論がないと、聞き手は「うんうん、そうですか。で？」となる。

ピラミッドでロジカルにストーリーを考えよう

• 「これが結論です。理由は、A、B、Cだからです。」「なるほど、了解」

結論とは？

• A: 「これは売れます」
• B: 「こういう企画です」
• 結論はA。結論とは、相手に動いてほしい方向を示したもの

根拠の基本は３つ

• 根拠が多い => 印象に残らずに終わる
• 根拠が1つ => 論破されやすい
• 根拠の目安は3つ。
  「私の主張はこうです。理由は3点あって、1点目はこう、2点目はこう、3点目はこうです。」
  これをプレゼンでやると、聞き手は驚くほど3点に反応し、

理由：
1.
2.
3.

のようなメモを書き始める。
つまり、
プレゼンとは、相手の頭の中に、自分が伝えたいことの骨組みや中身を「移植していく」作業

ロジカルとは

• 聞いている人にとって、意味がつながっているとすぐにわかること。

「僕は、自分が勤めている会社が好きだ。理由は3つあって・・・」
1. 働きやすいから。
2. 一緒に働いている人たちが素敵だから。
3. 会社の業績がいいから。

↓

1. 働きやすいから、僕は、自分が勤めている会社が好きだ。 -> わかる
2. 一緒に働いている人たちが素敵だから、僕は、自分が勤めている会社が好きだ。　-> わかる
3. 会社の業績がいいから、僕は、自分が勤めている会社が好きだ。 -> ？

３はロジックが隠れている。聞き手は勝手に補足してしまう。

3-a. 会社の業績がいいから、（給料がどんどん上がるから）僕は、自分が勤めている会社が好きだ。
3-b. 会社の業績がいいから、（将来に不安を抱えなくて良いから）僕は、自分が勤めている会社が好きだ。

聞き手に勝手な解釈をさせてしまい、伝わっているようで、実は伝わっていないことがある。

ロジカルにするには・・・
- 聞き手がどう受け取るかを想像し、意味が繋がっていると聞き手が判断するように、主張と根拠を考える。
- 声に出して読んでみる
- 人に聞いてもらう

要らない言葉は削る

「基本的には、先に述べたように、「スッキリ、カンタン」の観点で、「削る」ことを念願にブラッシュアップしていきます」

↓

「スッキリ、カンタン」「削る」べく、磨いていきます」

1.無くても通じる言葉は、削る・・・「基本的には、先に述べたように〜、〜の観点で」
2.シンプルに分かりやすくする・・・「削ることを念願に」 -> 「削るべく」　「ブラッシュアップしていきます」 -> 「磨いていきます」

前提を相手のピラミッドと揃えておく

「あの人と仕事がしたい」

これだけ話しても、相手には、正しく伝わらない可能性がある。

「もし、あの部署に移動したら・・・」などの前提が必要となる。

• こんな事例において
• 今の時代において
• このコミュニティで

ここまでのまとめ 1分で伝わるには

• 前提を相手と共有する。
• 主張（結論）を明確にする。
• 主張を説明する根拠を複数用意する（できれば３つくらい）。
• 意味がつながっているか「〜だから、〜だ」と、読んでみて、チェックする。

前提：もし自分があの職場に移動したら
主張：この人と仕事がしたい。
理由：
１.ビジョンがある
2.お茶目である
3.ブレない

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