まえがき
最新記事をこちらに記載させていただきましたので、もしよろしければこちらも御覧くださいませ。
https://red-full-moon.com/wget-or-curl/
これからこういうのが増えていくと思いますが、各コマンドに関する一発メモ書き。
自分が分かればいいというスタンスなので、意味不明な書き方もあるかもしれません。
(他人に解説できないと理解できたことにならないのにね)
今回は、wgetとcurlの違いについて。
2つとも、サーバーから指定したファイルを取ってくるというイメージがあり、なにが違うのか分からないので、頭を整理します。
wgetについて
-
そもそもwgetって?
- クローラーとしても使えるダウンローダー
- 再帰的なダウンロードが可能
- ファイルの種類で取ってくるものを選別できる
- とりあえず、幅広くファイルを収集したいときに使うものっぽい
-
よく見るオプション
- -O
- ダウンロードしたファイルの保存先。ファイル名を - とすると、ファイルに保存せずに標準出力される
- でもぶっちゃけリダイレクトでいいと思う
- -r
- 再帰的なダウンロードを実行。ドメイン名のディレクトリを作成してダウンロードしたファイルを保存する
- --http-user={username} --http-passwd={password} {host}
- ベーシック認証がある場合に有効となる
- -O
curlについて
- そもそもcurlって?
- HTTP、HTTPS、FTP、FTPS、SCP、SFTP、TFTP、DICT、TELNET、LDAP、FILEとか、対応プロトコルの種類が多い
- プロキシ、ユーザー認証、FTPアップロード、HTTP POST、SSL接続とかもできる
- 連番のアップロードをリストを作成することなく、実行することができる
- よく見るオプション
- -f
- 400番台の異常系のときに、それを通知する
- --anyauth --user user:password
- 認証方式を自動的に判別して、突破してくれる
- -f