OpenCVでwebカメラの映像を表示する

画像認識においてpythonでwebカメラの映像を使用することがよくあります。そこで今回は基本的なwebカメラの映像をOpenCVで取り込み表示するコードを書いてみたいと思います。

まず、PythonでOpenCVを使用するためには、OpenCVライブラリをインストールする必要があります。pip install opencv-pythonを実行することでインストールできます。

以下のコードはウェブカメラの映像を表示するための基本的なコードです。

app.py

import cv2

# ウェブカメラのキャプチャを開始
cap = cv2.VideoCapture(0)

# キャプチャがオープンしている間続ける
while(cap.isOpened()):
    # フレームを読み込む
    ret, frame = cap.read()
    if ret == True:
        # フレームを表示
        cv2.imshow('Webcam Live', frame)

        # 'q'キーが押されたらループから抜ける
        if cv2.waitKey(1) & 0xFF == ord('q'):
            break
    else:
        break

# キャプチャをリリースし、ウィンドウを閉じる
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()

このコードでは、

import cv2

でOpenCVをインポート。

cap = cv2.VideoCapture(0)

でウェブカメラのキャプチャを開始（0はデフォルトのウェブカメラを示します）。

while(cap.isOpened()):
    # フレームを読み込む
    ret, frame = cap.read()
    if ret == True:

でウェブカメラが開いている間、フレームを継続的に読み込みます。

cv2.imshow('Webcam Live', frame)

で各フレームをウィンドウに表示。

if cv2.waitKey(1) & 0xFF == ord('q'):
    break

でユーザーが「q」キーを押すと、ウィンドウを閉じてプログラムを終了。

ウェブカメラの番号（上記のコードでは0）は、使用するデバイスや設定によって異なる場合があります。複数のカメラがある場合は、1、2などに変更して試してみてください。また、このコードを実行するには、コンピュータにカメラが接続されていて、適切なドライバがインストールされている必要があります。