講演の構成
- 一次ソースを活用する魅力
- 公式サイト・Github歩き方
- 実践
1. 一次ソースを活用する魅力
一次ソースを活用する魅力 = 早い、安い、確実
確実... 一次ソースは誤りはあれど、ちゃんと修正される。
英語を読めることはプログラミング言語を問わないメタスキル
「英語ってこわい」という難点
コツ
・「無理をしない、少し頑張れたら良し」 という心持ち
・隅から隅までではなく、必要な記述を抜粋して読むなど、手を抜く
時間かかるし、頑張る必要あるの?
技術ブログやSTOのサンプルに頼るのをやめると、理解が高まる
=プログラミングの生産性があがるかもしれない
「木こりのジレンマ」
刃を一旦研いでから木を切る
2. 公式サイト・Github歩き方
Kotlin公式ページkotlinlang.org
特に
kotlinlang.org/docs/home.html
kotlinlang.org/docs/releases.html
play.kotlinlang.org
Github
JetBrains/kotlin
Kotlin/kotlinx.coroutines
Kotlin serialization
その他
issue tracker
Kotlin twitter
Kotlin community
3. 実践
シーン「2進数10進数を文字列に変換する関数を知りたい!」
手順
- まずKotlin公式サイトの検索窓で調べる
- 検索結果一覧の上位を見る
- それっぽいページを開いてみる
- ページに来たら、見るポイントを絞る
- 関数名に注目
- 該当しそうな関数に注目する(引数の型と戻り値の型)
- 翻訳機能も使ってみる
- 目的の関数らしいものが見つかったらプレイグラウンドで動作確認してみる
-
公式ドキュメントのサンプルコードには今まさに欲しい知識以外の新しい知識を得るチャンスもある
- ドキュメントを読んで湧いた新たな疑問「radixの範囲はどこまでなんだろう」からissue trackerで調べてみるなどしてみる
効率化のコツ:検索を活用する
Googleで検索ではなく
公式サイトの中で検索。
質疑応答
Q. ドキュメントを読んでいて必要以上の疑問が出てきたら?
A. 仕事の場合は時間の制限を設けて調べる。時間
プライベートでは際限なく心置きなく調べる。
Q. よくみる情報源はissue tracker?
A. issuetrackerは困ったら使う。
リリースノートもよく見る。「言語を作っているのはスーパーマンではなく人なんだ」「自分にも分かるところがある」という気づきが得られる
所感気づき
- 取り入れたいテクニック
- 一次情報の活用法で特に取り入れたいと思ったことはGoogleでなく公式サイトを検索の出発点にすること
例)文字列→int変換の関数を知りたいとき
言語公式サイトの検索窓で「string to int」で調べる- そもそも、公式サイトから検索を始めるなんて考え自体持ってなかった。
- 英語のページにたどり着いたらすぐ読み始めるではなく、読むポイントを必要なところに絞る
- 関数。戻り値の型、引数の型が何かくらいは、持っている知識だけで分かるはず。
- ページ冒頭の段落
- 文章量は少なめで、概要が説明されているはず。
- 一次情報の活用法で特に取り入れたいと思ったことはGoogleでなく公式サイトを検索の出発点にすること
- ↓ここ辺り、英語を勉強する動機・意義として覚えておきたい
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英語を読めることはプログラミング言語を問わないメタスキル
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「木こりのジレンマ」
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- リマインド
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・「無理をしない、少し頑張れたら良し」 という心持ち
-
講演情報
Kotlin Fest 2022
2022/12/10
登壇者
Kuuさん
資料
以上