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Linux基礎(パーミッション)

Last updated at Posted at 2019-10-01

##ファイルのPermissionと所有者の確認
lsコマンドでファイル情報の詳細情報を表示することができる。

#詳細情報を表示する場合はオプションlをつけるとよい。
$ ls -l

ファイル情報の見方
スクリーンショット 2019-10-01 22.07.03.png

##アクセス権限
Linuxで作成されるファイルやディレクトリにはアクセス権(パーミッション)が設定される。これでユーザごとにファイルへのアクセスの許可または禁止を設定できる。アクセス権には、以下の3種類がある。

  • ファイルへのアクセス権限
アクセス権 表記 説明
読み取り r read|ファイルの読み取りが可能(内容表示など)
書き込み w write|ファイルへの書き込みが可能(編集/更新/コピーなど)
実行 x execute|ファイルの実行が可能(プログラム/シェルスクリプトの実行)
  • ディレクトリへのアクセス権限
アクセス権 表記 説明
読み取り r read|ディレクトリの読み取りが可能(ディレクトリに登録されているファイル名の表示)
書き込み w write|ディレクトリの書き込みが可能(新規ファイル作成、削除、名前変更など)
実行 x execute|ディレクトリに登録されているファイルへのアクセスが可能

※ファイルへのアクセス権限にreadの許可があっても、ディレクトリのexecute許可がなければファイルにアクセスできない。

ファイル権限の見方
スクリーンショット 2019-10-01 22.29.48.png

ファイルの種別は3つあり「-」はファイル、「d」はディレクトリ、「l」はリンクを表す。また、アクセス権は数値でも表すことができる。

記号表記 2進数 8進数
--- 000 0
--x 001 1
-w- 010 2
-wx 011 3
r-- 100 4
r-x 101 5
rw- 110 6
rwx 111 7

スクリーンショット 2019-10-01 22.40.57.png

##アクセス権限の変更
アクセス権限は、chmodコマンドにより変更することができる。
chmod [オプション] アクセス権 ファイル名

オプション 説明
-R 指定したディレクトリ以下の全てのファイルのアクセス権の変更
カテゴリ 説明
-R 指定したディレクトリ以下の全てのファイルのアクセス権の変更
カテゴリー 説明
u 所有者
g グループ
o その他のユーザ
a 全てのユーザ
定義 説明
+ アクセス権の追加
- アクセス権の削除
= アクセス権の指定
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