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クラウドサービスRenderを利用したPythonアプリの無料デプロイ方法

Last updated at Posted at 2023-02-19

クラウドサービスRender(https://render.com/)を利用した、Pythonアプリを無料でデプロイする方法を紹介します。簡易的なアプリを例に説明します。

1 デプロイするファイルの準備

今回はサンプルファイルとして以下2ファイルを利用します。

main.py
from fastapi import FastAPI

app = FastAPI()

@app.get("/")
def index():
    return {"Hello": "World"}
requirement.txt
fastapi==0.70.0
uvicorn==0.13

2 GitHubアカウント作成

まずは、GitHubのアカウントを作成してください。
https://github.com

3 GitHubへのソースコードのアップロード

次にGitHubへのソースコードのアップロードします。ログイン後 https://github.com/new へアクセスします。

下記画像のように、Repository nameに好きな名前を入力します。Add a README fileにチェックします。その後、Create repositoryをクリックします。

image.png

Add fileUpload filesをクリックします。

image.png

オレンジのエリアにmain.pyrequirement.txtをドラッグアンドドロップし、Commit changesをクリックします。

image.png

4 Renderアカウントの作成

Renderのアカウントを作成します。
https://dashboard.render.com/

5 RenderとGitHubの連携とデプロイ

ログイン後、Newをクリックし、Web Serviceをクリックします。

image.png

Connect GitHubをクリックし、作成したGitHubのアカウントと連携します。

image.png

All repositriesを選択し、Saveをクリックします。

image.png

デプロイしたいRepositoryのConnectをクリックします。

image.png

Nameに好きな名前を入力します。Regionは想定される利用者に近いエリアを選択します。

image.png

Start Commanduvicorn main:app --host 0.0.0.0 --port 10000を入力し、価格はFreeを選択し、Create Web Serviceをクリックします。

image.png

In ProgressLiveになったらデプロイ完了です。左上のURLからアプリケーションにアクセスできます。

image.png

アクセスした画面

image.png

6 ソースコード修正時の再デプロイ方法

GitHubにログインし、右上のアイコンからYour repositoriesをクリックします。その後、アップロード先のRepository名をクリックします。

image.png

Add filesUpload filesをクリックします。

image.png

オレンジのエリアにソースコード修正済ファイルをドラッグアンドドロップし、Commit changesをクリックします。

image.png

Renderで自動的にデプロイ処理が開始されます。Renderのダッシュボード(https://dashboard.render.com/)にアクセスします。Deploy in progressDeploy Succeededに変わったらデプロイ完了です。

image.png

補足:無料枠の公式説明

さいごに

ブロックチェーン開発教本(私が制作したもの)では、Detaを使っていたのですが、2023/2/14の仕様変更(Deta Cloud→Deta Space)に伴い、代替サービスとしてRenderを推奨する形にしました。

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