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Python 3 エンジニア認定基礎試験、合格体験記

Last updated at Posted at 2018-03-11

はじめに

しばらく前にPython認定試験を受験し、合格してきました。
勉強内容、雑感などをメモしておきたいと思います。

受験前のスペック

保有資格
 Java SE8 Silver
 Ruby技術者認定試験Silver2.1
Pythonの経験
 インデントでブロックを作る、ということくらいは知ってました。

勉強内容

合計時間は約 15h

試験の概要を調査

以下のqiita記事が参考になりました。
 Python 3 エンジニア認定基礎試験の勉強法と受験した感想
 受験記:Python 3 エンジニア認定基礎試験
勉強方法は二つ目の記事でも引用されている
 Python3エンジニア認定基礎試験の効率的な勉強方法!
という記事が詳しくてよいかと思います。

幾つかの記事を読んだ感触としては、
  ・公式の教科書があり、章別に出題数が決まっている。
  ・試験としての難易度は低い
  ・「あんまり意味がないのでは?」と言ってる受験者がちらほらいる
といったところでした。
三点目については、会社に受験料を払ってもらえることになっていたので、あまり気にしませんでした。

PaizaのPython入門

JavaSilverを取った際も使ったPaizaの入門講座を一通り流しました。
プログラミング初学者向けのため、「繰り返し」や「条件分岐」とは何ぞや、というところから始まる感じなので、Python経験者や他の言語をやったことある方には不要だと思います。

環境構築不要でコードを動かせるPaiza.IOは教科書を読んでコードを動かす際に便利でした。

公式教科書「Pythonチュートリアル」を読む

とりあえず2回読みました。
リストやらタプルなどのRuby, Javaでは見かけなかった用語に戸惑いましたが、基本的には問題なく理解できました。

模擬試験

Dive into Codeというサイトで模擬試験を受けられるので、
  模擬試験をやる⇔わからなかったところは公式教科書を読む、
というサイクルを繰り返しました。
捻った問題や長いコードを読ませるような問題はないので、教科書をちゃんと理解できていれば、すぐに合格点をとれるようになります。

試験本番

難易度はDive into Codeの模擬試験と同レベルで、じっくり解いて見直しをしても30分くらいで終わりました。

感想

ネット上の評判通り、他の資格で言うブロンズ相当の難易度で、実務経験者が新たにとって意味がある資格ではないでしょう。

プログラミング経験がない学生さんが挑戦するにはほどよい資格かと思います。

範囲となる教科書がネット上で公開されており(分野別の出題数も明示)、無料の模擬試験サイトもありますので、勉強がしやすいのは良い点ですね。受験料も学割がきけば5000円くらいです。

自分は漫然と教科書を読むより資格試験の勉強として取り組んだ方がやる気が出るタイプなので、まぁ受けてよかったかな、という感じです。受験料を出してもらえなかったら、受けなかったかなぁとも思いますが。

みんな言ってますが、Pythonエンジニア育成協会はデータ解析試験を早くリリースして欲しいものです。

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