概要
PC(Windows10)上のWSL(Ubuntu 18.04)にcoc.nvimを入れたときのインストール手順を書き留めておく。
参考にしたwebページ
Vimの補完プラグインであるcoc.nvimが強すぎる。
coc.nvim公式のwiki
環境
環境 | バージョン等 |
---|---|
OS | Ubuntu 18.04 @ Windows 10 64bit (Pro) |
shell | zsh 5.4.2 (x86_64-ubuntu-linux-gnu) |
coc.nvimに必要なソフトウエアの一覧
ソフトウエア名 | バージョン |
---|---|
vim | >= 8.1 |
nodejs | >= 8.0 |
yarn | 指定なし (vimプラグインでcocのextentionを 管理する場合は不要) |
**vimではなくneovim(>=0.3.1)でも動作するが、今回はvimで試したので、 | |
その手順のみ記載する** |
インストール手順
**apt-getでvimを取得すると、バージョン8.0が降ってくるため、ソースからビルドする必要がある。**基本的にはここの手順に従えばいい。
$ git clone https://github.com/vim/vim.git
$ cd vim/src
$ make
$ sudo make install
nodejsをインストールする際、coc.nvimトップに記載されているコマンド(パイプの後がsh)を実行するとスクリプトエラーが出たため、bashで実行したらうまくいった。また、bashのみだとPermissionエラーが出るため、sudoで実行。
curl -sL install-node.now.sh/lts | sudo bash
yarnのインストールはsudoいらなかった(~/にインストールされるため?)
curl --compressed -o- -L https://yarnpkg.com/install.sh | bash
筆者はdein.vimでプラグインの管理をしているので、.vimrcに以下の記述を追加して、:call dein#install()すると、coc.nvimが入ってくる。
:call dein#add('neoclide/coc.nvim', {'merge':0, 'build': './install.sh nightly'})
extensionのインストール(任意)
必要ならばextenionをインストールする。coc.nvimが正しくインストールされていれば、以下のコマンドを実行するだけでよい。extentionはcoc.nvimトップの下のほうに記載がある。pythonなどの言語補完以外にも、highlightなどもあるとのこと。
:CocInstall <extentionの名前>
おわりに
試しにインストールして触ってみた感じ、かなり使いやすい感触。dein.vimと組み合わせれば、プラグイン管理には困らないと思うなぁ。。。
筆者は以下のように分けていこうと考えています。
- vim全体の環境(Unite, Filerなど)の管理はdein.vim
- プログラミング関連の管理(snippet,補完機能など)はcoc.nvim