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Gitを使ってソースを管理する基本的な流れ

Last updated at Posted at 2022-06-25

ローカルリポジトリとリモートリポジトリ

Gitのファイル管理には、自分のPC内で管理する場所(ローカルリポジトリ)と、複数人が共有する場所(リモートリポジトリ)がある。
ローカルリポジトリで作成したファイルをリモートリポジトリにアップする。

種類 内容 ツール
ローカルリポジトリ 自分のPC内でファイルの履歴を管理する場所 Git for Winows
リモートリポジトリ 複数人でファイルの履歴を共有して管理する場所 GitHub
GitLab

Gitローカル内の構成

自分のPC内で管理するローカルリポジトリは、以下の構成となっている。

種類 内容 操作
ワークツリー 自分のPCでのファイルを変更する作業場
ステージ    コミットする変更を準備する場所    addコマンドであげる
ローカルリポジトリ 自分のPC上での履歴データの置き場所
commitコマンドであげる

ローカルリポジトリの作成

まず、自分のPC内でファイルを管理する領域(ローカルリポジトリ)を作成する。

  • プロジェクトのディレクトリに移動する。

  • 次のコマンドを実行する。

 git init
  • .git ディレクトリが作成され、その中に各種ファイルが作成される。

変更をステージに追加

 新たに作成したファイル、または変更したファイルをGitに登録するには、まずステージに追加する。

  • 次のコマンドを実行すると、プロジェクト内で作成・変更されたファイルが、ステージに追加される。
 git add

変更をローカルリポジトリに記録

 次に、ステージからローカルリポジトリに変更を記録する。これがcommit。

  • 次のコマンドを実行する。
 git commit
  • コミット時、あらかじめ登録しておいたエディタが立ち上がるので、コミットのコメントを記入する。
    (コメントの記入は必須)

    -mオプションで、コメントとともにコミットすることができる。

 git commit -m ”コメント”

コミットする際、ファイルの変更内容を確認したい場合は、-vオプションをつける。

 git commit -v 

現在の変更状況を確認

addまたはcommitされていない変更したファイルを確認することができる。
-addされていない・・ワークツリー上で変更されているが、ステージに登録していない。
-commitされていない・・・ステージには登録されているが、リポジトリに登録していない。

 git status

差分がない場合は、以下のように表示される。

On branch master
nothing to commit, working tree clean

ステージに追加されていない変更がある場合は、以下のように表示される。

Changes not staged for commit:
  (use "git add <file>..." to update what will be committed)
  (use "git restore <file>..." to discard changes in working directory)
        modified:   index.html

リポジトリに追加されていない変更がある場合は、以下のように表示される。

On branch master
Changes to be committed:
  (use "git restore --staged <file>..." to unstage)
        modified:   index.html

変更差分を確認する

EclipsでGitを利用する

 EclipseでGitを使うにはプラグイン「EGit」を導入する

 Eclipseから「ヘルプ」→「Install New Software…」を選択します

 リポジトリの追加で、以下の情報入力
 Name:Egit(任意の名称でOK)
ローケーション:http://download.eclipse.org/egit/updates

インストール可能なプラグインが表示されますので、全て選択して「次へ」ボタンをクリックします。

  

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