##記事概要
~~(個人的に)~~頭に入りやすいと思う仕様把握のやり方
#初めに
この記事は私個人が頭に入りやすいと思う仕様把握のやり方をまとめたものになります。
以下の項目に該当する方にはもしかすると少しなら今後のテスト業務に活かせるようなヒントとなる内容になっているかもしれません。
・仕様把握って何!?どこから始めたらいいの!?
・仕様把握しているけど、なかなか仕様が頭に入ってこない…
・仕様把握中メモも取ってるけどごちゃごちゃしてしまって何があったのかよく分からなくなる
##仕様把握のやり方 その①
ではさっそく本題に入っていきたいと思います。
「仕様把握って何!?どこから始めたらいいの!?」となる方、特にテスト業務が初めての新卒の方に多いのではないでしょうか。
私も新卒で入社して最初に言われたことが**「じゃあとりあえず仕様把握してて」**でした。
語感からどういう作業を指示されているのかは分かります。
**”仕様”を”把握”**する。そういうことですよね。
ではどうやって仕様把握を行っていくか。
私も入社当時、ただ闇雲に仕様書を読んでもなかなか頭に内容が入って来なくて、
**(これただ読んでるだけじゃダメだな)**と早々に気づきました。
##仕様把握のやり方 その②
私が仕様把握を行う際に気を付けている点は以下になります。
1.仕様書名に番号が振られている場合は番号が若い順から見ていく
2.ゲーム画面の画像が仕様書に貼られている場合は、
画面の一番左上から徐々に右下の方へ向かって表示物や機能などの仕様を把握する
3.思いついた観点は仕様把握がまだ終わってなくても忘れないうちにメモする
では少し詳しく解説していってみます。
1.仕様書名に番号が振られている場合は番号が若い順から見ていく
こちらは読んで字のごとくですね。
大体番号が若いものから順に【タイトル画面】⇒【ログイン】⇒【ホーム画面】⇒…
となっている仕様書が多いため番号には従いましょう。
番号が記載されていない仕様書に関しても、
アプリ起動後のフローを考えて仕様書を読んでいくといいと思います。
2.ゲーム画面の画像が仕様書に貼られている場合は、
画面の一番左上から徐々に右下の方へ向かって画面上の表示物や機能などの仕様を把握する
これを意識することで、仕様説明がごちゃごちゃしている仕様書でも、確認漏れ無く仕様把握ができる…はずです。
3.思いついた観点は仕様把握がまだ終わってなくても忘れないうちにメモする
仕様把握中に思いついた観点、**「めんどくさいから後からまとめてメモしよう。」**等と思っている方いらっしゃいませんか。
めんどくさくても思いついた時点でメモした方がいいです。
**「仕様がまだ全部分からないし、仕様書にざっと目を通した後でまとめてメモしよう。」**と思っていても、後からメモする段階になるとほぼ確実に忘れています。
また、メモを取る際も**「自分が書いたものだから適当に書いてても分かるだろう」**と思って雑にメモを取ると、後から見返した時にほぼ確実に分かりません。
雑なメモの例
・新規登録
└入力ミス
└認証メール送信
丁寧なメモの例
・新規登録確認
└入力が不完全な場合登録できないか
└パスワード間違い
└メールアドレス間違い
└既存アカウントと重複
└入力が完全な場合認証メールが送信されるか
また、テストパターンやテスト条件等、仕様把握の段階で思いつくものはすべて丁寧にメモを取っておいた方が後々楽になると思います。
##最後に
本当に初歩的なことしか書いていない記事でしたが、誰かのお役に立っていたなら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。