初めに
emonです。
普段はnodejsを利用することが多くpythonを触っていないので、pythonにはyarn
のようなパッケージマネージャって何があるのかと気になりました。調べてみるとあまりpythonでは絶対的なパッケージマネージャがなさそうでした。pipを利用している方が多そうですが、pipではパッケージの依存解決が苦手とのこと。そこでyarn
に比較的近いPoetry
なるものを発見したので、セットアップ方法についてまとめました。
目標:Poetryを用いて基本的なプロジェクトのパッケージ管理ができる
公式サイト
poetryをインストールしてみる
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -
peotryのPATHを通す
echo '$HOME/.poetry/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
(ダウンロードした詳細のパスはインストールの最後に記載されています)
poertryの設定
初期設定では、プロジェクト配下にパッケージがインストールされないので設定を行います。
poetry config virtualenvs.in-project true
新規プロジェクトを作成する
poetry new <project-name>
自動生成するpyproject.toml
に、プロジェクト情報を記入、追加されます。
パッケージの追加
今回は例でdjango
を追加してみます。
poetry add django
追加したパッケージが以下のように自動でpyproject.toml
に追加されます。
[tool.poetry.dependencies]
python = "^3.9"
django = "^4.2.1"
追加したパッケージをインストールする
poetry install
./.venv
ファイルが作成されてその配下にパッケージがインストールされます
今回は、poetryのセットアップからプロジェクトの作成まで行いました。
次回は今回作成した環境をもとにdjango環境を作成してみようと思います。
最後まで見て頂きありがとうございました!