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AWSコンソールの画面操作を録画してCloudFormation定義を生成する(Console Recorder for AWS)

Last updated at Posted at 2021-06-04

1. はじめに

以前書いた記事でとりあげたformer2の作者が開発した「Console Recorder for AWS」というものを試しました。

2. 「Console Recorder for AWS」とは

簡単に言うと、AWSコンソールの画面操作を記録して、画面から設定した内容をCloudFormation定義等に変換してくれるものです。
変換対象の形式は次の通りのようです。

  • Boto3
  • CloudFormation
  • Terraform
  • Troposphere
  • CDK
  • AWS CLI
  • IAM
  • JavaScript
  • Go SDK
  • Settings

公式サイトは以下のようです。
GitHub Page
使い方

開発者はAWSのコミュニティヒーローに認定されてるようです。
最新の AWS ヒーローの発表 – 2020 年 8 月

3. 本編(使ってみた)

3-1 「Console Recorder for AWS」の導入

WEBブラウザにプラグインを入れるだけです。対応するブラウザは次の通り。

  • Firefox
  • Chrome

今回はChromeで試します。

(1)プラグインの導入

(2)プラグインをツールバーに表示させる

「Console Recorder for AWS」アイコンが常に表示されたほうが便利なので「固定する」を選択。
image.png

3-2 AWSのコンソールに入る

普通にAWSコンソールに入りましょう。
今回はIAMuserの追加で試すのでIAMへ移動します。

3-3 録画を開始してIAMuserを追加する

(1) 録画を開始

[Start Recording]を押しましょう。
image.png

(2) ユーザを追加

操作の途中は割愛しますが以下のようにユーザ作成が完了。
image.png

(3) 録画を停止

[Stop Recording]を押しましょう。
image.png

3-4 作成されたCloudFormation定義を見る

良い感じに定義が生成されています。
image.png

4. 最後に

生成されたCloudFormationをブラッシュアップすれば、生産性高くCloudFormationの開発が可能になります。
また、このツールはAWS用のツールを開発する人にとっても凄い役に立ちそうです。
AWSから発行されたAPIをトレースしているようなので、AWSの操作するためのAPIを確認する事もできます。

たとえばIAMの画面を操作すると以下のようなpythonコードが生成されてます。

import boto3

iam_client = boto3.client('iam', region_name='us-east-1')

response = iam_client.list_policies()
response = iam_client.list_groups()
response = iam_client.create_user(
    UserName='ops-user',
    Path='/'
)
response = iam_client.list_users()

この通り、user一覧の取得方法が簡単に確認する事ができます。
[Console Recorder for AWS]の開発者は天才ですね。

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