こんにちは、k_ukiです。「AWSではじめるクラウド開発入門」の7章を進めている際にFargateという機能について学びました。今回は、そのFargateについてまとめていきます。
Fargateとは?
FargateはECSの管理下にあるクラスターの中で計算を行う仕組みのことです。
クラスター内で計算を行う実態としてFargateの他にEC2が挙げられますが、FargateはECSの利用に特化した設計となっています。
EC2との違い
EC2との大きな違いとしてFargateは物理的な実態を持っていないという点が挙げられます。そのため、何か新しいソフトウェアをインストールするといったこともできません。Fargateは物理的な実態を持たない代わりにDockerなどのコンテナを用いて計算タスクを実行します。
Fargateを用いることでEC2よりも容易にスケーリングなどの設定やプログラムを構築することができます。
また、EC2インスタンスを用いて計算タスクを実行する場合、コンテナを実行するためのdocker engineやインスタンスの管理を行う必要があります。Fargateを用いることでこれらの管理を行わずに計算を実行するための環境を構築することができます。