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Excel VBA入門 ~その2 最初のプログラム~

Last updated at Posted at 2021-10-26

VBAが嫌いな人が書いたVBA入門記事その2です。初心者の人も最低限だけ身に付けてPythonに移行しましょう。→VBAユーザーのためのPython入門 ~xlwingsでExcelからPythonを呼び出す~

記事一覧

エディターを開く & 準備

Excelを起動し、Alt + F11でVBAエディターを開く。

最初の設定を行う。 ALt -> T -> Oでオプション画面を開き、

  • オプション画面の編集タブで、自動構文チェックのチェックを外す。
  • 同じく編集タブで、変数の宣言を強制するをチェックする。変数の宣言を強制する理由はこちら
  • オプション画面のドッキングタブで、イミディエイトウィンドウ等、表示されているものの全てをチェックする。

最初のプログラム

プロジェクト ウィンドウで開いているファイルを右クリック -> 挿入 -> 標準モジュール で標準モジュールを作成。

Option Explicit

Sub test()
    Dim msg As String
    msg = "hello"
    Debug.Print msg
End Sub

上記を標準モジュールに貼り付け、F5で実行。実行後、イミディエイトウィンドウにhelloと表示される。

デバッグ

Debug.Print msgの左側の枠をクリックし、ブレーク ポイントを設定する。
先ほどと同様にF5で実行すると、ブレーク ポイントでマクロが停止する。

デバッグでできること:

  • F8でステップ実行が可能(ステップ オーバー、ステップ アウトも)
  • イミディエイトウィンドウで簡単なコードを実行可
  • ローカル ウィンドウで変数の状態を確認可
  • ウォッチ ウィンドウで変数のウォッチまたは指定した条件でのブレークが可能
  • 左側の枠にある黄色い矢印を動かすことで、実行中の行をずらすことが可能。

マクロの記録

Excelをアクティベイト -> リボンの開発タブ(ALT, L) -> マクロの記録(R) でマクロの記録を開始。開発タブ -> 記録の停止ボタンで記録を停止。
開始から停止までの間に行ったExcel上での操作が記録され、VBAのモジュールに保存される。

注意: 読みにくいコードが生成されるため、そのまま利用すると保守が辛くなる。行いたい操作を実現するための方法(オブジェクトやそのメンバーの使い方)の確認に留めるべき。

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