Proxmoxの環境を最近、VE3からVE5にアップデートを検討中で、いろいろファイルを弄ったり仮想マシンで遊んでいたところ、KVMマシンを起動するときにBIOSがProxmoxオリジナルの起動画面だったので自分のものに変えてみた。
SeaBIOS
KVMのBIOSには、「SeaBIOS」を採用しているようで「Legacy BIOS」と「UEFI」でファイルの場所が違うようです。今回は、「Legacy BIOS」しかやりません。
ファイルの用意
Splashscreen本体は、Proxmox上の/usr/share/qemu-server/bootsplash.jpg
からscpとかでローカルに持ってきます。
新しく画層を作成する場合は、「640x480」で画像を作成します。ちなみに、画像編集ソフトは、「GIMP」を使います。
作成または、元ファイルから好みの画像を作り終えたら、「Image」->「Mode」->「Index」を選択肢以下のように設定します。
また、ファイルを出力する際、「Advanced Options」の部分を以下のように設定し出力しないと、ファイルを入れ替えても画像を認識しなくなるので注意しましょう。
出力後、/usr/share/qemu-server/bootsplash.jpg
を上書きし、仮想マシンを再起動させれば一瞬ですがオリジナルのSplashscreenが見れます。
最後に
こんなに便利なものが無料で使えるなんていい時代ですね。LXCコンテナも使えるし、スペックの低いサーバーでも問題なく使えているので、OpenStackで挫折した方は、Proxmoxを検討しても良いかもしれませんね。あと、PCIやUSBパススルーも簡単に行えて超便利です。