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Proxy環境下のwsl2 ディストリビューションインストール

Last updated at Posted at 2021-06-14

TL;DR

WSLENVを使う

概要

Proxy環境下でWSL2 ディストリビューションをインストールしてみたところ、AlpineのようにStoreからインストール完了後、初期起動時にパッケージをダウンロードするようなディストリビューションではshell起動までたどり着けませんでした。

Storeからのインストール時はWindowsのProxy設定が効くものの、Alpine初期起動時点ではProxy設定が反映されていないためのようです。

パッケージがダウンロードできずshellも起動しないため、AlpineのProxy設定を書き換えることができません。

対策として、WSLENVを使ってProxy設定の環境変数をAlpine起動前から引き渡すことでAlpineとしてインストール完了までできたため、備忘録として残します

方法

  1. Windowsのシステム環境変数を開く
  2. 各ディストリビューションのパッケージマネージャが参照するProxy接続用の環境変数をセットする
    1. 例: http_proxy など
  3. 上記環境変数名を WSLENV に記述する
    1. コロン区切り
  4. Microsoft Storeからディストリビューションをインストール

注意点

  • Windowsは環境変数の大文字小文字を区別しないようなので、http_proxy か HTTP_PROXYのどちらかに一方のみをWSLENVに指定した方が無難
  • 参照されるProxy環境変数は、ディストリによって異なると思うので事前に調べておく

Alpine Linux

下記相当をWindowsのシステム環境変数でセットする

http_proxy=http://some.proxy.host:proxy_port
https_proxy=https://some.proxy.host:proxy_port
WSLENV=http_proxy:https_proxy

Microsoft Storeでディストリビューションをインストールする

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