海外では、Twitter,google等の大手IT企業がリモートワークを縮小していく傾向にあります。
日本では、まだ出社マストにするIT企業は出ていませんが、日本人の方が集まって仕事したい人種ではないかと思います。
従って、徐々にリモートワークは、エンジニアも含めて減っていくのではと思います。
リモートワークの是非
リモートワークは、ベテラン・シニア陣には、便利な仕組みです。出社しなくても良いので効率的だし、訪問が減ったし、ミーティングも移動がなくて効率的。周りからの邪魔がなく、自分ひとりで仕事に集中出来て効率的。子供の世話も出来てプライベートと仕事のバランスが取りやすい。一人で仕事をこなせてしまうベテラン・シニア陣には良いことばかりです。
一方、これから仕事を勉強していく新人や若手にとっては、非常に非効率だと思います。質問しようにも質問のタイミングを悩んだり、周りの会話を聞いて情報収集を出来なかったり、同期の活躍を見て、モチベーションを上げる事が出来なかったり。
そして何より、新しい物を生み出す仕事は集まって議論しながらやった方が効率が良いと思います。温度感とか空気感とかが結構大事なのではと思います。
従って、そのうち出社マストに変えていくのも必要だと思ってます。
一方でテクノロジーの変化もある
とはいえ、テクノロジーは進化します。近い将来、VR・XR色々なテクノロジーの進化により出社していて議論するのと変わらない状態になってきます。
そして、自分たちの想定もしない部分で若者は変化に対応していきます。生まれた時からスマホをもってた人達は、TikTokで政治の情報を収集したり、恋人とラインを繋ぎっぱなしで生活したり、リモートワークネイティブ世代は、リモートワークが前提なので、今は非効率でも効率的なやり方を作り出すし、それが前提で仕事をしていきます。
絶対に出社して顔合わせるべきと凝り固まったステレオタイプな老害の意見ではなく、ちゃんと若者の意見も聞きながら、状況も見ながら最適なやり方を見出すべきだと思います。