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日本の紙幣は、造幣局で作ってますが、紙幣って4、5年で廃止されるそうです。その後はリサイクルされてトイレットペーパーになるらしい。
これを聞いた時にゾッとしました。トイレットペーパーを見て、1万円と思ったわけではありませんw

もの価値なんてあっても無いのと一緒

思えば紙幣ってただの紙です。それを日本国家がお金の価値を保証しているから、皆それを価値のあるものとして受け取ったり支払ったりしてます。これって日本銀行が偽造されない日本銀行券を作り上げて、そこに価値を植え付けてるから1万円だったり5000円だったりの価値があります。
中国では、紙幣の偽造が横行するため、キャッシュレスが普及しています。電子マネーなんて考えたら電子データであって見えすらしないモノ。
円安で1ドル150円近くまで最近行きました。これも日本国内では、何も変わってないのに勝手に日本円の価値が下がってしまいました。
考え方次第で価値って与えられるんだなと実感出来ます。

アンカリング効果

マーケティング用語で、アンカリング効果というのがあります。 アンカーと呼ばれる先に与える情報が判断を歪めアンカーに近づく心理現象を指します。
例えば、A店ではあなたの気に入った洋服が1万円で売っていた。B店では、セールと称して定価2万円の似た作りの洋服が1万円で売っていた。あなたは、どちらを買いますか?
定価2万円の洋服が1万だったらお得だと思ってB店で買うでしょう。原価は全く同じでも、B店の洋服の方がお得感を感じます。

割引以外でもシチュエーションを変えてみる

体重60キロの人が1キロ痩せると言っても、いつも体重60キロの人が1キロ痩せるのと、いつも57キロの人が60キロになった時に1キロ痩せるのでは、同じ1キロで価値が全く違います。いつも体重60キロの人の方が感動は大きいと思います。

マネージメントで変化させてみる

1.スケジュール設定
スケジュールの設定の仕方って難しいものです。厳しすぎると守れない事ばかり発生します。優しすぎると遊びが出過ぎます。通常4週間かかるタスクだった場合、3週間くらいで出来るか打診してみます。そうすると相手からは、3.5週くらいのスケジュールの返答が来ます。前提を3週間に変化させたので、そこがベースになった結果です。

2.資格取得に関して受験費用は、合格したら支援する
人間というのは、支払った金額に対して、リターンを求めます。損する事が嫌いです。従って、資格取得の受験費用を負担すると合格に対しての意思が弱くなります。自分で支払って、合格したら支援するとすると損する事が嫌なために合格への意思が強くなり、合格しやすくなります。

3.勤務開始時間
深夜体質のエンジニアが多いので、エンジニアの遅刻は大きな課題だと思います。9時から勤務して欲しい場合は、9時から10時までを加点タイムとします。9時から勤務を始めると、自宅テレワークをOKにしたり、ランチがタダになったり、評価に加点したりします。9時出勤にオプションが付加されてお得度が増しました。

4.悪役を作る
PJ責任者にわざと悪者になってもらいます。そして少し厳し目な納期を設定してもらいます。納期について上司であるあなは相談されるでしょう。その後、PJ責任者と調整して目標にしていた納期を設定します。
PJ責任者が悪者扱いとなる一方、あなたが正義の見方として認識され、あなたの言う事に従ってしまいます。

と言った感じにマネージメント上でも色々と使えます。
ポイントは、同じ価値のものでも、状態を変化させることで価値がかわるという事です。
是非、これを参考に自分なりの使い方を考えてみて下さい。

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