統合化システム
ERP(Enterprise Resource Planning)
企業全体の経営資源を統合的に管理して経営の効率化を図る。これを実現するパッケージをERPパッケージという。
SCM(Supply Chain Management)
サプライチェーンに属する企業全体をマネジメントするシステムのこと。
CRM(Customer Relationship Management)
顧客との関係を構築することで顧客満足度を向上させる経営手法。
SFM(Sales Force Management)
営業支援のためのシステム。CRMの一環として行うことも多い。
KMS(Knowledge Management System)
個人の持つ暗黙知を形式知に変換することによって知識の共有を図る。
SECIモデルがあり、共同化、表出化、結合化、内面化の手順で行う。
EA(エンタープライズアーキテクチャ)
組織全体の業務とシステムを統一的な手法でモデル化し、改善することを目的とした組織の設計・管理手法。
現状をAs-Isモデルとしてまとめ、あるべき姿をTo-Beモデルとし、ギャップを分析する。そして、より現実的な次期モデルを作成し、それを構築する。以下の四つのアーキテクチャモデルからなる。
ビジネスアーキテクチャ 組織の目標や業務を体系化したもの。機能構成図や業務流れ図を使う。
データアーキテクチャ 組織の目標に必要なデータの構成を体系化したもの。ER図を作成する。
アプリケーションアーキテクチャ アプリケーションと業務の関係を体系化したもの。情報システム関連図などを作成する。
テクノロジアーキテクチャ ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークなどの技術を体系化したアーキテクチャ。
クラウドサービス
クラウドに対し、自社でサーバを立ててサービスを構築することをオンプレミスという。
サービスをネットワーク上で連携させてシステムを構築する手法をSOA(Service Oriented Architecture)という。
SaaS ソフトウェアをサービスとして提供するもの
PaaS OSやミドルウェアなどのプラットフォームを提供するもの
IaaS ハードウェアやネットワークなどのインフラを提供するもの
調達計画
外部委託などで調達を行うとき、まずベンダ企業に情報の提供を依頼するためにRFI(情報提供依頼書)を作成する。最終的にはRFP(提案依頼書)を提出する。
請負契約では依頼を完成させる責任があるのに対し、準委任契約では完成責任は発注者にあり、業務の実施が求められる。