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ウイイレの解析ソフトでデータベースを使えるように拡張してみた

Last updated at Posted at 2020-07-06

ウイイレのデータ解析自動化してくよ!Part7

■はじめに

  • どうも ヤジュン です。
    また、ウイイレのイベント増えてきましたね!
    イベント備忘録用に作ったツイッターBot のフォロワーも増えてきました♪(現在230名)
    • Bot利用者からの嬉しい声
      こういう声をもらうと「作ってよかった!」ってなりますね♪
      大会やイベントの主催者や企業に、利用してもらえるとこまで広まってほしいな~

■本記事の内容

  • 今回は、解析ソフトのデータ管理をCSVだけでなく、データベースでも出来るように機能拡張したので紹介します。

    本記事のソフトはpythonで作成しています。■参考URL

▼解析アプリの拡張機能一覧

  • 前回記事から以下の機能拡張されました。
    1. プレイヤー認証機能
    2. データベースからのデータ読み込み機能
    3. 試合結果画像からメトリクスデータをCSVで出力する機能
    4. CSVのメトリクスデータをデータベースへ追加する機能

■データベース管理への背景

  • 今まで、CSVファイルでデータ管理をしていました。
    CSVによる管理は、オフラインでもデータ解析できるというメリットはあります。
    しかし、今後マスターデータを育てるためには、各CSVファイルを マージ しなくてはいけません。

      めんどくさすぎる!
    

    そこでデータベース管理へ移行するのです!
    各プレイヤーの解析結果が、データベースに集約される仕組みを作ればマスターデータは、放置していても育っていきます。

■拡張機能毎の紹介

▼データべースどんな感じ?

  • 用いるのはSQL です。
    MySQL環境を構築して、今までのCSVデータを移行します。

●実際に移行するとこんな感じ↓

  • HeidiSQLを使ってデータを確認してます。
    今までテスターから収集した150試合の結果を移行しました。

▼データベースからデータ読み込み

  • ユーザー認証機能を付けました。
    入力したユーザ名とパスワードがデータベースで管理されているものであれば、データを読み込めるようになってます。

●ユーザ認証からデータ操作はこんな感じ

  • デモ操作なので、パスワードもデモ「Password」にしてます。
    最初に私「Yajun」のデータを読み込んだ後、次に「Masataro」さんのデータを読み込んでいます。
    ユーザが変わっているので、ゲージチャートとレーダーチャートの型が変わってます。

▼画像データからCSVファイル出力

  • 試合結果画像からメトリクスデータを抽出して、CSVに出力するようにしました。
    この機能の実現が一番難しくて工数がかかってます笑

●ユーザ認証からCSV出力までこんな感じ

  • ユーザ名とパスワードを入力して、Startボタンを押すと、フォルダ選択画面が出てきます。
    試合結果画像を入れているフォルダを選択します。
    すると、試合結果画像が表示されるので、ユーザは自分がHome側かAway側だったか確認して、表示されるラジオボタンから自チームを選択します。
    処理が完了すると、試合結果画像を入れているフォルダに「output.csv」が出力されて完了です。

●画像処理して指定しているフォルダの中身

  • 本ソフトで必要な試合結果画像が6枚(1試合3枚セットで2試合分)入っています。
    3枚セットになっていれば、「チームスタッツ」「攻撃エリア」「ボール奪取エリア」の順番はぐちゃぐちゃで大丈夫です。

▼データベースへ追加

  • CSVファイルが出力されていることを確認してから「Apped」ボタンを押すとデータベースに追加されます。

●追加後のデータベース

  • データベースを確認すると、最下段の行に「2対4」と「4対6」の試合結果が格納されています。
    上の「●画像処理して指定しているフォルダの中身」で公開している画像と見比べていただくと、6枚の画像から抽出されたデータが入っているのを確認できます。

■残課題

  • 前回記事で課題の棚卸しをしましたが、今回はそのうち2つを解消しました。
    そろそろ、テスター向けにテスト版を配布したいとは思ってます。

    めっちゃバグでるんだろうな。。
    個人の意見ですが、バグfixが一番成長する経験だと思っているので、ポジティブに捉えていきたいと思います。

■展望

  • 1000試合分くらいのデータが集まれば機械学習も始めてもいいかなと思ってます。
    今やっているのは、データビジュアライゼーションまでで、そこからの傾向は人間が考察しなくてはなりません。
    この傾向判断までもソフトにやらせたいですね♪
    pythonには、scikit-learnTensorFlowなどの優秀なライブラリが揃っているので楽しみです。

    個人的に、〇〇選手と〇〇選手を対戦させた場合どちらが勝つのか!?みたいのをソフトにやらせてみたい!笑
    そのためにはデータを集める仕組みとして、この解析ソフトが必要なのです。

■終わり

  • アプリとして最低限の機能は実装できたかなと思います。
    解析のために、画像を集めるって面倒くさいとは思うのですが、
    PS4で撮ったスクショを1つのフォルダにまとめてフォルダを指定すればいいので、
    思ったよりも面倒臭さは少なめなのかな?と思ってます。

  • 前回記事に対し、「データの収集はPS4から直接できるようにならないの?」というご質問を頂きました。
    PS4のAPIを公開されている方もいるので、技術検討してみようと思います!
    こういった声は貴重です!ご意見ありがとうございます。

    今回の記事はここまで!また次回をお楽しみに♪

■参考URL

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