みなさんこんにちは。めろんうゆです🍈🥛
前回は初めてのLINEbotづくりを行い業務改善の第一歩を踏み出しました。
(前回のQiita記事はこちら✈)
どんどん新しいものに挑戦したい!
ということで、早速第2弾をお送りします。
作成経緯✒EC参入の障壁を減らしたい
第2弾はECサイトの運営に携わる人にとってはおなじみの作業である
『商品説明』を複数のキーワードを入力するだけで作成できる
ワンショット商品説明作成botです。
(ワンショットの名は初号機から継承🔫)
作成に至った経緯は伝統的な製法で商品をつくる生産者さんから
「ECサイトに興味はあるけど、人手が足りない!商品説明を書く余裕がない!」
という声をきいたから。
商品説明作成業務の負担を軽減することで、EC参入の障壁が減り、
少しでも多くの素敵なプロダクトがECサイトで購入できるようになってほしい!
まだ構想段階ではありますが、いつかEC出店から運営業務のほとんどがスマホ1つで行えるアプリなんてものができたら面白いのにな~などともぼんやり考えています。
そのためChatGPTを使った商品説明作成はブラウザでもできますが、
今回はあえてスマホで簡単に操作ができるよう、LINEbotを経由するものにしました。
完成品はこちら
使用ツール🧰
ChatGPTの活用🤖_商品説明をつくってもらう
今回は前回と異なり、ChatGPTの活用にもチャレンジしました。
Part_1
まずはただキーワードをそのままChatGPTに入れるとどうなるか試します。
キーワードが見やすく整理されました。
しかしよくECサイトで見る“商品説明”となるとこうではないですよね。
Part_2
次にChat GPTに『商品説明をつくってほしい』というお願いをしてみました。
一気にそれっぽくなりました。
ですが、LINEにいちいち『商品説明をつくってください』と入れるのは
キーワードを入れて1発!とは言えません。
事前にどう設定すれば、お願いの文言を入れずに商品説明を作ってもらえるか...🤔
検索したところ以下の記事を発見。
プロンプトを事前にChatGPTに読み込ませておけば
キーワードを入れるだけで商品説明を作成してくれることがわかりました。
ChatGPTの活用🤖_プロンプトのテンプレートをきく
どうせなら、とそのプロンプトの作成もChatGPTにお願いしました。
コードはまるっとコピーができるのでその点も楽です。
以上で下準備はできたので、Makeにこの設定をしていきます。
Makeの構造🔍
こちらがMakeの全体図。
今回は前回も使用したLINEモジュールたちの間にChatGPTモジュールを挟み込みました。
Chat GPTモジュールの設定🔧
ChatGPTモジュールの設定は以下の通りです。
Message1部分
・Message1>Role>Systemを選択
・Message ContentにChatGPTがつくってくれたテンプレートを貼りつけ
Message2部分
・Message1>Role>Userを選択
・Message Content>1.Events Message.Text を選択
これでChatGPT部分の設定は完了。
もう「商品説明をつくってほしい」と伝える必要はありません。
返答メッセージ💭
次に、botに送られた内容への返答メッセージを行うモジュールの設定をします。
・Reply Token>1.Events Reply Token を選択
・Message>Item1>Type>Text を選択
・Text>3.Choices Message.Content を選択
これでChatGPTが作成してくれた商品説明をテキストで返信させる設定も完了です。
つくってみて🍈
まず最初に思ったのは『ChatGPT、すごい!』
検索エンジンのような使い方しかしたことがなかったぼくは
実際に使えるプロンプトのテンプレートを作ってもらえたことにびっくり。
また、商品説明の作成技術の高さもさすが。
ChatGPT作の商品説明、結構魅力的ですよね…?💡
冒頭に書いた人手が足りない場合の補助にまわるのはもちろん、
商品説明を書くのが苦手な人にもおすすめしたい!
これを使って独り立ちするまで自主練!なんてどうでしょう?
今回は少し作業に慣れてきたこともあり、
チームのメンバーにbotを使ってもらい、インタビューに挑戦することもできました!
noteにまとめてみたのでぜひ合わせてご覧ください!
(インタビュー記事はこちら 📒✈)
それではまた👋