30
31

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Draw.ioで作成した図をWordに挿入する

Last updated at Posted at 2017-04-12

はじめに

PowerPointでフローチャートをつくっていたが、面倒な点が多くて、ツールを探していると便利なツールを見つけた。
Draw.io
無料で使え、Google Driveとも連携していている。
ただ標準では svg/pdf/png で出力しかできないため、Wordに挿入するときはpngで画像が荒くなってしまう。

emfに変換

Draw.io はベクタ形式で作っているので、Wordにも綺麗なベクタ形式で挿入したい。しかしsvgはWordに対応していない。
少し面倒だけど、Draw.io で作成したものを別のソフトでemfに変換して、挿入する。
使ったのは有名な無料のドローソフト inkspace

  • Draw.io で作成した図をexportからsvgで保存する。
  • inkspace で開いて「名前を付けて保存」で拡張子をemfとして保存
  • Word で図の挿入から貼り付け

Draw.io でテキストを入れると上手く変換できない

文字を入れるとNot supporrted by viewer や改行等の文字コードが入ってしまう。
Draw.io のヘルプに解決策が載っていた。

  • プロパティのtext のFormatted Text optionのチェックを外す
  • プロパティのtext のWord Wrap optionのチェックを外す

参考
https://desk.draw.io/support/solutions/articles/16000042487-why-does-the-text-of-svg-export-sometimes-not-display-correctly-in-ie-and-some-svg-editors-

作り方によってはDraw.io 上と同じように開くことができないかもしれないが、一応はうまくいった。

フォルダ内のデータを一括変換のバッチファイル

たくさん作るといちいちinkspace開くのが面倒なので、バッチ処理で一気に変換。

 for %%A in (.\*.svg) do "C:\Program Files\Inkscape\inkscape.exe" -z -f %%A --export-emf %%A.emf 

同一フォルダ内のsvgを変換、名前は~.svg.emfとセンスがない作りなので注意。

ちなみにpythonのmatplotlibで作成したグラフもsvgで出力保存し、同じ方法で綺麗にWordにグラフが貼れます。

まとめ

Draw.io で作成した図を inkspace を介することでWordにベクタ形式ではれます。
同じ手法でmatplotlibのグラフもWordにはれます。

30
31
4

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
30
31

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?