✅ 本記事は「Vol.11.4 シリーズ」総まとめページです。
フォーム→アクションの自動バインディングの仕組みと、OGNL式を用いたパラメータ連携について、基礎から実践まで体系的に整理しています。
📘 本シリーズの対象読者
- Struts2を学び始めたばかりの方
- フォーム入力値が「どうやって」Actionクラスに渡るのかを知りたい方
- OGNLやParametersInterceptorの内部処理がイマイチ見えていない方
- 現場で実務的な画面遷移・データ連携に悩んでいる方
📚 対象シリーズ構成
No. | タイトル | 内容概要 |
---|---|---|
🧩 Vol.11.4 | 入門者のための「パラメータ自動バインディング」完全理解ガイド | Struts2におけるParametersInterceptorの役割、リクエストパラメータ → アクション連携の原理を図解つきでわかりやすく解説。 |
🧩 Vol.11.4.1 | 自動バインディング実践パターン集 | よくあるフォーム構造ごとにOGNLバインディングの動作パターンを図・コード付きで解説。チェックボックスやMapなどのユースケースもカバー。 |
🔍 学べる技術・概念
トピック | 学べる内容 |
---|---|
ParametersInterceptor | リクエストパラメータをActionにマッピングする仕組み |
OGNL (Object-Graph Navigation Language) |
user.name のような式がどうActionやModelに働きかけるか |
自動バインディング | セッター/ゲッターを通じたデータ連携の原理 |
モデルのネスト構造 |
User user のようなオブジェクト型プロパティの扱い |
配列/List/Map | フォーム上のリストデータの取り扱い方と命名規則 |
チェックボックス・複数選択 |
input type="checkbox" のような複数値パラメータの受け取り |
🧩 位置づけと意図
この「Vol.11.4 シリーズ」は、Struts2の実務開発で避けて通れない「リクエスト→アクション層の連携処理」にフォーカスしています。
✅ このシリーズが目指すもの
-
仕組みの“ブラックボックス化”を防ぐ
→ ParametersInterceptorの動作を「図解 × 実例コード」で把握 -
現場で詰まりやすい構造を分解
→ 複雑なフォーム構造で発生する「なぜ値が入らない?」の原因を自己解決できるように -
「型」と「名前付け」ルールを明確化
→ Struts2のOGNL解釈ルールを体系的に整理
🛠 今後の予定(Vol.11.4.x)
以下のような実装・実務に向けたトピックも、今後の .x
系記事で展開を予定しています:
-
params
設定によるマッピング制御(include/exclude) - JSON形式でのデータ受け渡しとバインディング挙動の違い
- 独自Interceptorとの組み合わせでのバインディング制御
- 入力バリデーションとの連携(OGNLエラーの発生ケース)
📌 まとめ
本シリーズは、Struts2におけるリクエストパラメータの自動処理の核心を解き明かすためのものです。
- なぜ
user.name
でgetUser().setName()
が呼ばれるのか? - なぜ
checkbox=on
の値がうまく受け取れたり、受け取れなかったりするのか?
こうした**「フォーム入力 → アクション」間の見えない魔法**に、構造的な理解を与えることを目的としています。
ぜひ、各ユースケースを実装しながら学びを深めてください。
👉 次に進みたい方は Vol.11.5以降(※今後追加予定)や、以下の関連記事もどうぞ!
📎 関連記事リンク集
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⚙️ Vol.11.3 総まとめ:Struts2 Interceptorの基礎理解とカスタマイズ実践の完全ガイド
https://qiita.com/juehara-crypto/items/e8310ee7d42548cc28e5
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