「自己学習にクラウドを使いたいけどいくらぐらいになるか不安」という方などいるかなと思い、参考までにいくらぐらかかったか公開するとともに、どのような確認が可能かご紹介します。
OCIコンソールのホーム画面は「リソース」「アラーム」「お知らせ」など 13のコンポーネントを任意のレイアウトでカスタマイズすることが可能です。
この中に「コスト分析」というコンポーネントもあり、ホーム画面の上の方に配置しておけばログインの度に現在の利用料を確認することが可能です。
OCIコンソール右上のナビゲーションメニュー > 請求とコスト管理 > コスト管理 > コスト分析 をクリックすると、日別・サービス別の利用料をグラフと表で確認することが可能です。
独自の切り口のグラフと表を追加することも可能です。
リソースにシステムごとのタグを紐づけておけば、システムごとの利用料も把握できそうです。
OCIコンソール右上のナビゲーションメニュー > 請求とコスト管理 > コスト管理 > 予算 で予算を作成すると、設定した金額を超えたとき・超えそうなときに通知を受けることができます。
Computeインスタンスの停止をし忘れて無駄な支払いが発生してしまった…ということがないよう、毎日停止アクションを行うスケジュールを作成し、継続的に使うリソースはこれに紐づけるようにしています。
今回取り扱った範囲に限らず、OCI では設定や表示が UTC なので、時差を考慮して設定・確認するようにしましょう。(JST で設定・表示できるようにしてほしい…)