OracleDB 23ai オンプレ版のリリースが延期(リリース日未定)
合わせて以下の通り19cのサポート期限が延長
Ver | Premier Support | Extended Support |
---|---|---|
19c | 2029年12月 | 2032年12月 |
23ai | 2031年12月 | TBD |
※最新のサポート期限は以下参照
19c利用期間も長くなりそうなので、改めて最新の19c環境をVirualBoxで構築
Linux 9 + Oracle DB 19c の構築は想定以上に問題も発生したので手順を整理しました。
Red Hut Enterprise Linux 9 および Oracle Linux 9 でOracleDB19cをインストールする場合、RU(Release Update)が必要です。(=サポート契約が必要)
OTNライセンス(無償)の範囲内で構築したい場合は、以下のサイトを参考に Oracle Linux 7.9で構築することをお勧めします。
構成
- ホストOS:Windows 10
- 仮想化ソフト: VitualBox 7.0.8 (+ VirtualBox Guest Additions)
- ゲストOS: Oracle Linux 9.5
- DB: Oracle Database 19c (RU 19.25)
前提
- VirtualBox
- Tera Term (ターミナルソフト)
※無い場合はインストール
構築手順
構築手順
-
仮想マシン(Oracle Linux)作成
- 仮想マシン作成
- Oracle Linux 9.5インストール<
-
Oracle Databaseインストール事前準備
- Oracle Preinstallation RPM実行(Oracleユーザ作成)
- ディレクトリ作成
- Oracle Database ソフトウェア配置
-
Opatchインストール
- RU配置
- Opatchインストール
- Oracle Database インストール
- データベース作成
1.Oracle Linux インストール
1-1.Oracle Linux インストールメディアダウンロード
Oracle Linux 9.5のISOイメージファイルをhttps://yum.oracle.com/oracle-linux-isos.html からダウンロードします。
OracleLinux-R9-U5-x86_64-dvd.iso
1-2. VM作成
1-3. VM設定
一般
ネットワーク
アダプター2:ネットワークアダプターを有効化 → ホストオンリーアダプター
ストレージ
1-4. VM起動・Oracle Linuxインストール
Install Oracle Linux 9.5.0が選択されている状態でEnter
仮想マシン画面から、外に出る(ホストマシンに移動する)場合は右Ctrlボタン
enp0s3は変更不要
任意のホスト名: ol95db19c.dev を設定
IPv4設定タブ
メソッド:手動
アドレス:192.168.56.10
ネットマスク:24
ゲートウェイ:空白
→ 保存
ユーザの設定
rootパスワード
任意のパスワードを入力(簡単なパスワードだと完了を2回押す)
rootアカウントをロックを外す
パスワードによるroot SSHログインを許可
1-5. 再起動後の初期設定
→ (2)Oracle Databaseインストール事前準備
構築手順
-
仮想マシン(Oracle Linux)作成
- 仮想マシン作成
- Oracle Linux 9.5インストール<
-
Oracle Databaseインストール事前準備
- Oracle Preinstallation RPM実行(Oracleユーザ作成)
- ディレクトリ作成
- Oracle Database ソフトウェア配置
-
Opatchインストール
- RU配置
- Opatchインストール
- Oracle Database インストール
- データベース作成