Raspberry Pi で電子ペーパーを点けてみる (e-Paper ) その2

Rapsberry pi で waveshare の 7.5inch e-Paper を点ける

試しただけで眠っていた e-Paper について、調べてみると使い方が違っていたみたいなので再度試してみる。
ケーブルの接続は旧記事を参照下さい → Raspberry Pi で電子ペーパーを点けてみる (e-Paper )
2020-01-08 時点の Raspberry Pi 4B で行いました。

必要なライブラリをインストール

readme_rpi_EN に書いてある必要なパッケージをインストール

% sudo apt update
% sudo apt install python3-pip
% sudo apt install python3-pil
% sudo apt install python3-numpy
% sudo pip3 install RPi.GPIO

※pip3 RPI.GPIO は 2020-01-08 現在、python3-rpi.gpio というパッケージが用意されています。

デモコード (含むライブラリ) をダウンロード & 伸張、展開

% wget https://github.com/waveshare/e-Paper/archive/master.zip
% unzip master.zip
% rm -rf e-Paper-master/Arduino e-Paper-master/STM32

Arduino や STM32 のフォルダは要らないのでとりあえず削除。

python3 のライブラリをインストール

% cd e-Paper-master/RaspberryPi\&JetsonNano/python/
% sudo python3 setup.py install

デモを実行

% cd examples/
% python3 epd_7in5bc_test.py

モノクロでよければ epd_7in5_test.py のデモコードも動きました。

画面クリアのコマンド

epd7in5b と epd7in5bc が共通化されたみたいです。
そして、import の方法が変わったり、Clear() に引数が不要になりました。
epd7in5b.EPD_WIDTH, epd7in5b.EPD_HEIGHT => epd.width, epd.height

# !/usr/bin/python3
from waveshare_epd import epd7in5bc

epd = epd7in5bc.EPD()
epd.init()
epd.Clear()
epd.sleep()
print("e-Paper clear & sleep done.")

epd.sleep() した後に epd.init() や、epd.Clear() を実行すると Bad file descriptor になります。
epd.sleep() のあとに、del epd して、epd = epd7in5bc.EPD() をやっても同様。
プログラミング中で sleep() が使えないようです。sleep() しなくて良くなったのかなぁ？

demo の中では最後しか実行していませんが。