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enebular_uhuruAdvent Calendar 2019

Day 6

RAVENを使ってノンコーディングでセンサーノードを作る

Last updated at Posted at 2019-12-14

enebularで作ったフローがデプロイできるマイコンボード「RAVEN」で紹介したRAVENを使って、enebularで値の見えるWebページを作る ~デバイス側~で作ったセンサーの値を送るためのデバイスをプログラミングしないで作ってみたいと思います。

image.png

RAVENに対応しているノード

RAVENはNodeREDのすべてのノードが動作するわけではないので、enebularのドキュメントenebular-edge-agent Nodesを確認します。
センサーはMulti IoT Boardと同じBME280が扱えるノードが用意されているので、GroveモジュールのBME280をRAVENに接続します。
定期的にセンサーの値をhttp postできれば良いので、使用するノードは以下の通りです。

  • injectノード
  • BME280ノード
  • changeノード(idを付与するため)
  • http requestノード

フロー

フローは選んだノードを繋げるだけです。

image.png

書くノードの設定は次の通りです。

injectノード

image.png
1分周期で値を更新する様にします。
image.png

BME280ノード

image.png
BME280はRAVENのport1かport2に接続します。接続したportに合わせて設定してください。
image.png

changeノード

image.png
BME280ノードの出力にデバイスを見分けるためのidを付与します。
image.png

http requestノード

image.png
メソッドとpost先のURL、TLS設定、出力形式を設定します。
image.png

TLS設定はルート証明書(CA証明書)を設定します。サーバ証明書は確認しないので、チェックは外します。
ルート証明書の取得方法は、「herokuのルート証明書を調べる」を参考にしてください。ここではファイルのまま使います。
image.png

RAVENへデプロイ

RAVENへは、直接フローをデプロイできます。フローエディタのデプロイボタン右にあるプルダウンメニューから「Export to Other Services」を選びPelionのコネクションからデバイスを選びデプロイします。

image.png

家から会社のオフィスで動かしていたRAVENにデプロイし、動かしてみました。

動作確認

Web側はenebularで値の見えるWebページを作る ~enebularからherokuへのデプロイ~で書いた通り、herokuにデプロイしてあるので、まずはフロー上で値が取れているか確認します。

image.png

オフィスの温度と湿度がRAVENから送られてきてることがわかりました。

リファレンス

enebularで値の見えるWebページを作る(http post版)
enebularで作ったフローがデプロイできるマイコンボード「RAVEN」
enebularで値の見えるWebページを作る ~enebularからherokuへのデプロイ~
enebularで値の見えるWebページを作る ~デバイス側~

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