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Day 4

enebularで値の見えるWebページを作る ~enebularからherokuへのデプロイ~

Last updated at Posted at 2019-12-11

enebularで値の見えるWebページを作る(http post版)の続きの記事になります。
enebularのフローエディタで動作しているフローはあくまで動作確認用の為、1時間で止まってしまいます。
残り時間は右上の!マークのアイコンにマウスカーソルを合わせると確認できます。

image.png

(時間が切れた場合は、ページをリロードすれば再開できます。)

そのため、継続的に動作させるWebサービスとして動作させるにはどこかのサーバサービスにデプロイするしかありません。enebularではデバイス以外にもherokuAWS Lamudaへのデプロイをサポートしているので、今回はherokuへデプロイしてみました。

herokuとは

heroku(へろく)とはクラウド上にサーバを構築できるサービスであり、ある程度の範囲であれば無料でwebサイトを構築できるサービスです。
サーバを構築できるだけではなくOSやデータベース、プログラミング言語の実行環境も提供されている「PaaS(パース)」(「Platform as a Service(プラットフォーム アズ ア サービス)」)です。

※herokuの無料で使える範囲は「無料で試せて月額固定ならHerokuがおすすめ」が分かりやすかったです。

image.png

herokuの準備とenebularからのデプロイ

enebularからherokuへデプロイするには、以下の手順で行います。詳細はenebularのドキュメント「Heroku へのデプロイ」を参照ください

  1. herokuのアカウントを作る(後で設定画面が開きますが、クレジットカードの登録が必要です。プランを変えない限り無料で使えるので、請求はされません)
    image.png
  2. APIキーを調べるimage.png
  3. enebularのconnectionを作成するimage.png
  4. herokuのアプリケーションを作り、環境をデプロイするimage.png
  5. フローをデプロイするimage.png

heroku上でフローを確認する

デプロイしたフローはnode-redごとheroku上にデプロイされるので、フローの編集や確認ができます。
herokuのアプリケーション管理画面からOpen Appをクリックします。
image.png

enebularのフローエディタと同じ画面が開きます。
image.png

フローで動作しているページを開く

http inノードで設定しているURLをherokuアプリケーションのURLの後に足せばフローで動作しているページを開くことができます。
image.png
この場合、URLは以下の様になります。
https://{herokuのアプリケーション名}.herokuapp.com/environment

このフローでは引数で、デバイスを判断しているので、idが1のデバイスの場合は以下のURLで指定すればセンサー情報が見れるようになります。
https://{herokuのアプリケーション名}.herokuapp.com/environment?id=1

スマホで開いたページ
image.png

次の記事ではデバイス側のことを書きたいと思います。

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