#概要
ビルド時にコンパイルエラーが発生しても、
Jenkinsのジョブが成功になってしまうため、
Log Parser Pluginを使ってビルド失敗を検知するようにした。
#環境
OS:CentOS7
Jenkins:1.620
Log Parser Plugin:1.0.8
#手順
1. JenkinsでLog Parser Pluginをインストール
Jenkinsの「Jenkinsの管理」->「プラグインの管理」->「利用可能」から
Log Parser Pluginをインストールする。
2. ログ解析時のルール用ファイルを作成
(ex)
[ファイル]
/var/lib/jenkins/work/logParseRule.txt
[内容]
error /.エラー./
※1行1ルールで、error、warning、infoなどが設定可能
3. 上記のファイルをJenkinsで設定
Jenkinsの「Jenkinsの管理」->「システムの設定」で、
Console Output Parsing を設定する。
(ex)
Description : failRule
Parsing Rules File : /var/lib/jenkins/work/logParseRule.txt
4. ジョブでルールの適用
「ビルド後の処理の追加」で「Console output (build log) parsing」
を設定する。
#結果
これにより、これまでコンパイルエラーが出ている状態で、
Jenkinsのジョブが成功になっていたジョブが、
コンパイルエラー時に出力されるエラーメッセージをもとに、
ジョブを失敗とすることができるようになった。