初めに
この記事では私がPowerAppsを用いてアプリを作成する上で学んだことを記載しております。
備忘録用として記載しておりますので読みにくいなどございましたらご容赦ください。
OnStartとは
Appコントロールのプロパティで、アプリが実行されて一番最初に実行されます。
OnStartの他には以下のプロパティがあります。
OnVisible
OnNew
OnEdit
実行順序としては下記の順で実行されます。
OnStart > [OnVisible、OnNew、OnEdit]
参考:OnStartやOnEditなどのプロパティの実行順序と注意点について
使用用途
OnStartプロパティはAPP属性で選択することができ、ユーザーのアカウント情報を変数に定義もしくは初期化するために使用することが多いです。
例えばLoginUserというコレクションのEmail列にUser().Emailを入れることでユーザーアカウント情報の中のメールを値に入れたりとか...
なぜ注意する必要があるのか?
結論から言うとOnStartプロパティの使用は2023年4月時点で公式ではOnStartを使用すると不具合の可能性があるため初期値を設定するならOnVisibleプロパティを使用することを推奨すると記載があったためです。
まとめ
OnStartプロパティについてまとめると以下がポイントです。
1.OnStartは2023年4月時点で使用すると不具合を起こす可能性があるため非推奨とされていること。
※ゴリゴリ記載せずにシンプルな記載なら不具合は起きにくいと思うので個人的にはシンプルな記述のみ活用しています。
2.初期値を設定するならOnVisibleプロパティに記載する。
以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。