1. はじめに
先日、AWS 認定Developer Associate(DVA)を取得しました。
取得までの道のりと試験対策について書いてみようと思います。
2. キャリア
社会人3年目のSE(アプリ寄り)
SAAは取得済(2020年)、基本情報・応用情報は持ってます。
AWSは趣味で触る程度で、業務では触った経験はほとんどありません。
3. 取得を目指した経緯
社内でAWSサービス(Lambda、StepFunction、S3等)を用いた開発案件が増えてきたので、取ることを決めました。
4. 対策期間
約2カ月 ※移動や休憩時間を使って、1日30分~1時間程度は勉強しました。
5. やったこと(対策内容)
私がやったことを紹介します。
5.1. AWS公式の試験ガイドを読む(必須でやるべき)
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/
試験の出題範囲や比率を確認しました。セキュリティの比率が結構多いことに驚きました。
分野 試験による比重
分野1:展開 22%
分野2:セキュリティ 26%
分野3:AWSサービスを使用した開発 30%
分野4:リファクタリング 10%
分野5:モニタリングとトラブルシューティング 12%
5.2. 市販の対策本を読む(やってよかった度 ★★★★☆)
ネットや本屋で探しても、DVA特化の対策本が無いようです。
DVA特化では無いですが、対策本として、1つだけあったのが、以下書籍です。
購入して、DVAに関連する内容だけ読みこみました。広く浅く知識をつけるには丁度良いと思いました。
AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~ (日本語)
https://www.amazon.co.jp/dp/4865941991
5.3. AWS公式の試験認定準備コース(Exam Readiness: AWS Certified Developer – Associate (Digital) )の動画を見る。(やってよかった度 ★★★★★)
DVAの出題分野、内容等を動画で解説してくれています。
数問、模擬問題も用意してくれているので、試験の全体感を掴むのに良かったです。
個人的にですが、受験する方は必須でやっても良いのかなと思います。
5.4. 関連しそうなサービスのBlackBeltを読む(やってよかった度 ★★☆☆☆)
少し深めの内容まで書いてあるので、1つ1つのサービスの知識の底上げに良いと思います。
各サービスの知識はある程度はありましたが、不安な内容もあったので、軽くながし見しました。以下は、私が確認した資料です。アソシエイトレベルの内容を超えているものも多いと感じたので、必須ではないかと思います。
DynamoDB Lambda API Gateway CI/CD関連(CodeDeploy、Build等) セキュリティ関連(IAM、cognito等)
5.5. AWS公式のサンプル問題を解く(やってよかった度 ★★★★★)
7/10でした。サンプルなので、満点を取りたかったんですが、そうはいきませんでした。まあまあ難しいです。
5.6. 問題集を繰り返し解く(やってよかった度 ★★★★★)
対策本と同じく、市販の問題集等はありませんでした。Udemyやwhizlabs等にも問題集はありましたが、私は、以下サイト(AWS WEB問題集で学習しよう)を使用しました。
DVAはダイヤモンドプランになるので、少し高い(90日 / 5480円)ですが、近々SOAも取得予定なので、こちらにしました。
回答後すぐに答えが出て、かつ簡単な解説がついているので、非常に良かったです。
6. 受験結果
近所のテストセンターで受験しました。糖分を大量に補給し、頭フル回転で挑みました笑
860/1000点で合格。720点以上が合格です。
7. 振り返り
2カ月勉強したのに点数がそこまで伸びなかったのは悔しかったです。900点は超えたかった…。まあ合格できたので良かったです。SAAの時もあったんですが、日本語翻訳がおかしい問題が何問かありました。英語に戻して、読むと良いと思います。
この調子でSysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)も取得しようと思います。
8. 受験する方へのアドバイス
主観ですが、CognitoとElasticBeanstalk 関連の問題がかなり多いと感じました。対策は必須だと思います。
AWS公式の試験認定準備コース(Exam Readiness: AWS Certified Developer – Associate (Digital) )の動画は見ておいても良いかなと思います。ある程度知識がある方であれば、問題集(Udemy、whizlabs,今回紹介したkoiwaclub等)を繰り返し解くだけで、余裕で合格できると思います。
関連記事&リンク
AWS 認定 デベロッパー – アソシエイト
AWS WEB問題集(https://aws.koiwaclub.com/)
サービス別資料 AWS