さて、我愛機の FUJITSU FMV-LIFEBOOK R8270 だが、本来の硬盤駆動器容量は、80GB、其れを実は以前硬盤駆動器交換して 1TB にして、其れに Fedora を導入して居た。駄菓子菓子…其の 1TB 硬盤駆動器に、何らかの不具合が生じた…。導入した Fedora の必要な文件に何らかの不具合が生じ、起動不可能と成ってしまったのである…。其の儘、暫く幾許かの月日が過ぎ経ち、久し振りに秋葉原に行き、其処で南斗!! 2TB 容量の 2.5吋硬盤駆動器を2千円で入手したのだが、暫く此れが使へるか不安で、或程度の猶予を置ひて居た…が、或事を経て、遂に導入を決意した。そして、硬盤駆動器交換を実施した結果、我愛機 R8270 は遂に 2TB の容量を持つ大容量機へと進化したのだ。今回は、其の作業工程を紹介する。
先ずは、此れが一番大事なのだが、感電を防止する為に、蓄電池を取外す必要が有る。先ずは線と云ふ線、外部拡張も含めて取付けて居た物を全て外し機体を裏返す。

此の左上の長方形が蓄電池。此れを、左端の爪を押し込んで右に持ち上げ、取外す。

機体右側には、本来なら左側面になる所に、外部画面の出力部分が有り、此処には左右に 5mm 角の六角螺母が有る。此れを本来なら六角扳手で、無ければ無ひで無線電鉗等で挟んで、反時計廻りに廻して外す。


次ひで、裏面の螺子と云ふ螺子を、 #1-1番手の十字螺子回しで、電池取付部金属面以外と右の蓋部分を除き、全て反時計廻りに廻して抜き取る。此処から先は螺子回しが帯磁して居た方が遣り易くて便利なので、帯磁型の螺子回しを利用した方が良ひ。

全ての裏蓋止め螺子を抜き取ったら、裏蓋を左手側から起こす様にして開け、裏蓋を外す。かふせねば、裏蓋が右側の外部画面出力部分に引っ掛かる為に外し難く成る。

↑右に食み出て居る端子が外部画面出力部分の端子。此れに裏蓋が引っ掛かるので注意。
画面で見へる光駆が"DVD超級駆動器"。後日此れは"藍光光駆"へと換装される。先ずは此処の下辺を止めて居る螺子を全て #0 番手の十字螺子回しで外す。

次ひで、上辺右端の金具を溝から外す。此処を外さねば光駆から電繿を外せなひ。其れから徐に電繿を光駆から抜く。此の電繿が邪魔になって、硬盤駆動器から電繿が抜けなひ為である。かふして光駆を一度取外す。

此れが今回入手した 2TB 容量の硬盤駆動器。制造商は"希捷(SEAGATE)"、銘柄は"梭魚(BARRACUDA)"。購入店舗の関係で、肝心の製造区域が判らん…。写真を拡大してやっと中国製らしひと理解出来る…。



先に着いて居る硬盤駆動器を取外し、電繿も外す。そして透明の保護箱から抜き取る。写真は空に成った其の保護箱↓。

硬盤駆動器に電繿を取付ける。取付けた硬盤駆動器を元の通りに収める。

光駆の金具を溝に挿し乍、光駆を直す。金具の左端は樹脂別針をきちんと穴に通し、螺子穴を合せる。

裏蓋を外部画面出力部分から差込み、裏蓋をする(此の時に下辺の転換滑動開関をきちんと入れ、動く様にする)。後は螺子を元の通り締め直す。

後は始めに着けて居た線と云ふ線や外部拡張を全て直し、電源と通信回線を接続して終りに。

さて、此れで硬盤駆動器の換装は終り、愛機の内容量は晴れて 2TB へと拡張されたのである。今後は此れに新たに Fedora を導入し直して、復活は完了と成る。後日、其の証拠をお見せしやう。
今回は此れで筆を置く。再見。





