4078
3585

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

GitHubでssh接続する手順~公開鍵・秘密鍵の生成から~

Last updated at Posted at 2015-05-28

GitHubにssh接続するために鍵の登録が必要になります。
その手順をまとめてみます。

はじめての人は手順通りに進めれば接続出来ます。
久しぶりにやってうまくいかないという人の解決の糸口になるようにも書いています。

#公開鍵・秘密鍵を作成する

公開鍵暗号での認証には公開鍵と秘密鍵が必要になります。
秘密鍵は秘密というだけあって**他の人に見られてはいけません。**つまりどこかに送信してはいけません。公開鍵はオーケーです。
秘密鍵は自分で保持し、公開鍵は相手(ここではGitHub)に送ります。
まずは公開鍵と秘密鍵のペアを生成しましょう。

鍵を入れるフォルダに移動しましょう。

$cd ~/.ssh

はじめて鍵を生成するときは何も入っていないはずです。

次のコマンドで鍵を生成します。

$ssh-keygen -t rsa

オプションは付けてある記事も見ますが、このコマンドで十分です。

$ ssh-keygen -t rsa
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/(username)/.ssh/id_rsa):
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:

何か聞かれたら3回エンターを押せば、
id_rsaとid_rsa.pubの2つの鍵が生成されます。
なお、2回目、3回目はパラフレーズの設定(パスワード設定のようなもの)ですが、ここはなくてオーケーです。(慣れてきたらパラフレーズの設定もありですが、なくていいでしょう。)
既にid_rsaが存在する人は上書きされてしまうので注意です。

違う名前で生成したいときは

$ ssh-keygen -t rsa
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/(username)/.ssh/id_rsa):id_git_rsa
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:

一回目に聞かれたタイミングで名前(ここではid_git_rsa)を指定。
あとはエンターでid_git_rsaとid_git_rsa.pubが生成されます。

ちなみに、名前を指定しない時は勝手に~/.ssh内に鍵を生成してくれますが、上記のように名前を指定するときは~/.ssh内にいないとこの中に生成してくれないので注意です。

#公開鍵をGitHubにアップする

https://github.com/settings/ssh
で公開鍵の設定が出来ます。(GitHubに登録していることが前提条件です)

画面右上の「Add SSH key」のボタンを押します。
スクリーンショット 2015-05-29 0.49.40.png

「title」に公開鍵名、「key」に公開鍵の中身を入れます。
スクリーンショット 2015-05-29 0.48.38.png

なお、鍵の中身のクリップボードへのコピーは
$ pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub (Mac)
$ clip < ~/.ssh/id_rsa.pub (Windows)
*鍵の名前は自分の作成したもの。

#接続を確かめる

$ ssh -T git@github.com

で返ってきたら接続完了!
Hi (account名)! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

しかし…
鍵を作るときに名前を指定していれば、うまくいかないかもしれません。
それは、ssh接続の際「~/.ssh/id_rsa」、「~/.ssh/id_dsa」、「~/.ssh/identity」しかデフォルトでは見にいかないからです。
それに対応するためには
~/.ssh/configを作成しその中に

Host github github.com
  HostName github.com
  IdentityFile ~/.ssh/id_git_rsa #ここに自分の鍵のファイル名
  User git

を作成しましょう。
これで、もう一度接続をやってみるとうまくいくはずです。
以下のようにコマンドを打って確かめて見ましょう。

ssh -T github

#gitHubとやりとりする
GitHubと実際にやりとりするときにID・パスワードを聞かれるときssh接続がうまくいっていません。
レポジトリのディレクトリに入り

git config remote.origin.url

で確認し https://github.com/[ユーザID]/[リポジトリ] となっていたら

git remote set-url origin git@github.com:[ユーザID]/[リポジトリ].git

とする。
~/.ssh/configで設定している場合は

git remote set-url origin [Host名]:[ユーザID]/[リポジトリ].git

[Host名]とは~/.ssh/configの一行目のHostの名前(ここではgithub)のことです。

ちなみに、この設定はレポジトリのディレクトリ内の/.git/configで設定出来ます。

#[追記] 2015.5.31
上記「GitHubとやりとりする」でssh接続について設定するのは面倒で

~/.gitconfig
[url "github:"]
	InsteadOf = https://github.com/
	InsteadOf = git@github.com:

を追記してあげれば解決でした。
ちなみにpushInsteadOfを使うとpushだけに適用出来るようです。

#参考
SSHの公開鍵を作成しGithubに登録する手順
GithubにSSH接続できない時の対処法
githubのリポジトリにアクセスするとパスワードを求められる時の対処

4078
3585
11

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4078
3585

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?