GameDayに参加しました!
AWS re:Invent 2024に初参加しました。初めてのre:InventとGameDayに参加した体験記を残したいと思います。
GameDayとは
GameDayは、チームでAWSのサービスを活用して技術的な問題を解決する学習イベントです。制限時間内に与えられた課題を解決し、チームでポイントを獲得します。ポイントはリアルタイムで集計され、他チームと競い合います。技術力だけでなく、チームワークも必要なイベントです。
参加したGameDayの内容
制限時間:4時間
内容:侵害された資格情報の対応、IPv6への資産移行、データ漏洩防止、VPC接続の問題解決、インスタンスの侵害対策など、現実世界で直面するネットワークおよびセキュリティの課題を解決する。
GameDayに参加したきっかけ
- セキュリティの重要性が増しており、自分もその分野について学びたい
- 具体的なセキュリティ対策や実践的なスキルを身につけるために、実際の環境での経験をしてみたい
- 海外のエンジニアたちとの交流を通じて、新しい視点や知識を得られるのではないかと期待
私のスキルセット
- セキュリティやネットワークについては全くの素人
当日
今回参加したセキュリティとネットワークのGameDayでは、会場の受付で日本人チームに案内され、日本人チームとして海外勢と戦いました。ちなみに、会場で案内してくれたスタッフも日本人でした。チームは、セキュリティ担当でもネットワーク担当でもないエンジニアが集まったチームでした。
私が担当した内容
今回のGameDayの課題は8個ほどあったと思います。その中でも私が担当した課題は、複数のEC2インスタンスで構成されているウェブサイトがランサムウェアによってハッキングされたという内容です。
- 侵害されたインスタンスのうち1つを隔離し、暗号化されたデータを持つものをフォレンジック分析のために保存する
- 監視ツールがウェブサイトのステータスをテストするのを妨げないように注意しながら、攻撃をブロックする
- 侵害されたインスタンスを交換してウェブサイトを復元する
GameDayの手応え
正直なところ、全く歯が立ちませんでした。何から手をつけていいのかわからない状態でした。ポイントを消費して課題のヒントを得ることができたので、ヒントを活用し、チームメンバーと協力して試行錯誤しながら、なんとか少しずつ課題を進めることができました。
GameDayに参加しての感想
各課題を少しでもクリアできると、その度にチーム内で歓声が上がり、達成感を共有できました。普段担当していない分野の技術に触れることで、自分の知識の幅を広げる良い機会になりました。また、GameDayならではの本格的なシナリオを通じて、実際の業務ではなかなか経験できないような問題に直面し、それを解決する体験ができたことは非常に貴重でした。
今後は、今回学んだセキュリティやネットワークの知識を活かし、自分のスキルセットをさらに充実させていきたいと思います。