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kintone REST API Client の歩き方(ほんの一歩目)

Last updated at Posted at 2023-05-31

はじめに

kintoneのjavascriptカスタマイズに日々勤しまれているかと思いますが笑、みなさん kintone REST API Client 使ってますか??

kintone REST API Client は、kintoneが提供している kintone REST API をラッピングしたライブラリです。
このライブラリのおかげで、kintoneへのデータアクセスがグッと楽になるので、ぜひ積極的に使ってほしいところ。
主にサイボウズ社のメンバーがメンテナンスしてくれています。メンテナンスしてくれている方々に感謝しながらバンバン使っていきましょう!

ところが、コーディング初級者にとっては、kintone REST API Client のサイトを読むのが中々ハードルが高いかもなぁと思うので、読み方などをご紹介できればと思います!

まずはともかくググってみる

私の検索結果なので、皆さんがこうなるとは限りませんが、公式サイト(?)は2番目に出てくるんですね…。ちなみに、1番目は cybozu developer Network のサイトです。
(公式(?)サイトなので1番目に出てきてほしいところ。SEO頑張ってほしい…。)

で、Github内の kintone REST API Client に移動しましょう!

2023-05-31_11h31_56.png

ちなみに cybozu developer Network に遷移してしまった場合には、下記の画像を参考に kintone REST API Client に移動しましょう!
2023-05-31_14h08_14.png

kintone REST API Client を見てみる

トップページを見てもビビらない!笑

2023-05-31_12h48_44.png

こんな感じなので、こういうサイトを初めて見た人は、ちょっとビックリしちゃうかもしれませんが、落ち着いてスクロールを下げていきましょう!

READMEを見てみましょう

特にちゃんと見てほしいのは、READMEの部分からです。
2023-05-31_12h53_09.png
特に見てほしいのは 「References」 の部分をクリックした先のページ内リンク先の 「Record」「App」「File」「BulkRequest」 がポイントです!

image.png

よく使う「Record」を見てみよう!

2023-05-31_13h04_14.png

getAllRecords について見てみよう!

2023-05-31_13h35_55.png

コードに書くとこんな感じ!

※新規登録画面表示時に、スタッフマスタアプリから全レコード取得するサンプルコードです。apiTokenapp は適宜書き換えてくださいね。

// ---------------------------------------------
// EVENT:create.show
// ---------------------------------------------
kintone.events.on([
  'app.record.create.show'
], async event => {
  const record = event.record;

  try {
    const staffRecords = await (new KintoneRestAPIClient({
      auth: { apiToken: 'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx' }
    })).record.getAllRecords({
      app: 999,
      fields: ['$id', 'code', 'name'],
      condition: ''
    }).then(resp => {
      console.log(resp);
      return resp;
    }).catch(error => {
      console.log(error);
      return Promise.reject(new Error('GET : スタッフマスタ / ' + error.message));
    });
    console.log(staffRecords);
  } catch (e) {
    console.log(e);
    event.error = 'エラーが発生しました。';
  } finally {
    return event;
  }
}); // create.show

リファレンスの内容と、実際のコードを比較してみながら、どのように記述すると良いかについて試行錯誤していただければと思います!

kintone REST API Client のセットアップの仕方

イチバンのおすすめは、 Cybozu CDN のリンクを読み込ませればOK!

2023-05-31_14h25_40.png

まとめ

ほんの一歩目の紹介しかできていませんが、 kintone REST API Client を使うきっかけになっていただければと思います。

kintone REST API を使いやすくするためのライブラリなので、ぜひ積極的にお使いいただければと思います!

ただし、kintoneのデータに外部からアクセスできるということは、それなりのリスクはあるので、その点に関しては十分理解し、活用いただければと思います。

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