はじめに
deviseとは、ユーザー管理機能を簡単に実装するためのgemです。
目次
1.deviseのインストール
2.deviseの設定ファイルを作成
3.モデルの作成
4.テーブルの作成
5.ビューの編集
6.コントローラーの編集
1. deviseのインストール
gemfileに以下を記述します。
gem 'devise'
アプリのディレクトリで以下を実行します。
ターミナル
bundle install
gemをインストールした後はサーバーを再起動します。
サーバーを再起動することでgemが反映されます。
ターミナル
rails s
2. deviseの設定ファイルを作成
deviseを使用するためには、gemのインストールに加え、 devise専用のコマンドで設定ファイルを作成する必要があります。
以下を実行することで、追加したdeviseというgemの「設定関連に使用するファイル」を自動で生成することができます。
ターミナル
rails g devise:install
3. モデルの作成
deviseを利用する際には、アカウントを作成するためのUserモデルを新しく作成する必要があります。
作成には通常のモデルの作成方法ではなく、deviseのモデル作成用コマンドでUserモデルを作成します。
ターミナル
rails g devise user
また、rails g deviseコマンドによりモデルやマイグレーションを自動生成するだけでなく、routes.rbにルーティングも自動的に追加されます。
4. テーブルの作成
必要なカラムを追加する場合は、マイグレーションファイルに記述し以下を実行します。
ターミナル
rails db:migrate
5. ビューの編集
カラムを追加した場合は、追加したカラムを入力できるように、新規登録画面のビューを編集する必要があります。
デフォルトでは、deviseのビューファイルは隠れているので、以下を実行します。
ターミナル
rails g devise:views
6. コントローラーの編集
また、コントローラーを編集したい場合は以下を実行することでdevise管理下のコントローラーを作成することができます。
ターミナル
rails g devise:controllers users