日替わりのオフィス宅配弁当の注文を、前日までに希望者を募りお弁当屋さんに FAX で注文書を送るという業務を LINE WOKRS の Bot に委ねたいと思います。
想定する処理のながれは次のとおりです。
- お弁当屋さんの日替わりメニューの Tweet を基に、社員宛にメニューのお知らせと注文する or しないの返答を求めるメッセージを送信
- 社員からの注文する or しないの応答を集計
- 集計結果を注文書にしてお弁当屋さんに FAX で送信
Micorsoft Flow でサクっと作ってみましょう。
お弁当屋さんの Tweet を トリガーに LINE WORKS の Bot からメッセージ送信
お弁当屋さんが翌日のメニューを Tweet してくれている想定で、これをトリガーにしています。
他にも RSS や email をトリガーにする方法も可能だと思います。
付き合いのあるお弁当屋さんが、そんな情報発信してないよという場合はカレンダーとの連動などの方法を使いましょう。
ここではメニューのお知らせ専用アカウントからの Tweet をトリガーにする想定です。
from:@ の書式で条件を記述しています。
次に社員に個別に Bot からトーク メッセージを送ります。
以下の記事の手順も参考にしてください。
TITLE: 複数メンバーに個別に同報メッセージを送る LINE WORKS Bot
URL: https://qiita.com/iwaohig/items/3f25002608c79b26b996
"入力" でスクリーンショットのように、配信先の社員の LINE WORKS の ID を記述します。
続けて、"条件" - "Apply to each" を指定し、
"以前の手順から出力を選択" で "出力" を指定します。これにより、データ操作で入力した送信先ごとに LINE WORKS の API を実行できます。
Bot からメッセージ送信するための Azure Automation のジョブを作成します。Message パラメータ内に Tweet に含まれる弁当のメッセージをいれてます。
また、受信者が発注の有無を返信するためのボタンを含めています。
ここまでの動作確認
お弁当屋さんの Tweet をトリガーに、社員に個別に Bot からトーク メッセージが送られることを確認します。