Cognosでリスト表を普通にただ作ると、表示するデータ行数が多い場合はページを送ってデータをみる仕様になってしまいます。そうではなくて、スクロールしてデータを見れるようにしたい、という事もあると思います。その場合の方法を紹介します。
まずこんな感じでサンプルデータを使っていつものようにリスト表を作成します
この状態のまま実行するといかのようになります
もっとデータを見るには下のページ送りをしなくてはなりません。
スクロールでデータを見れるようにするために今回は1ページに表示させるデータ行数を1000に変更して、スクロールできるようにしてみます。
リスト表左上のオレンジ点の三角をクリックしてリスト表を選択し、プロパティを開きます。
データ->ページあたりの行数に、1000
全般-> スクロール可能域の高さ 600
とします。(スクロール可能域の高さは、ピクセル単位になっています。)
レポートを実行してみると見出しが固定されたままデータ行がスクロールで表示できるようになりました。
以上
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