ZorinOS18は、初めてメインで使えると思ったLinuxデスクトップ環境です。
理由は初めて追加設定なしで最初から「普通に」「Windowsっぽく」使えたからです。
以下は、最後にもう少しだけ細かい設定をして完璧にしあげる手順です。
日本語IMEの切り替えを「変換」「無変換」で可能に
- タスクバー右端付近の[A]というところを左クリックし、「日本語」「日本語(Mozc)」の中から後者を選択
- タスクバー左端のZorinボタン → システムツール → Mozcの設定を開く
- 「一般タブ」 → 「キー設定」 → 「キー設定の選択」 → 編集ボタンを押す
- 「入力キー」順にソートして、Henkanキーのコマンドをすべて「IMEを有効化」に変更
(コマンド列を何回かクリックするとプルダウンで変更可能) - 「入力キー」順にソートして、Muhenkanキーのコマンドをすべて「IMEを無効化」に変更
CAPSキーをCtrlキーに変更
- タスクバー左端のZorinボタン → ユーティリティ→ 端末を起動し以下のコマンドを実行
- 開いた窓でキーボードの設定をしてマシンを再起動
sudo sed -i '/^XKBOPTIONS=/ s/"$/",ctrl:capslock"/' /etc/default/keyboard
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
スクリーンショット(snippingTool代替)
- タスクバー左端のZorinボタン → 「ソフトウェア」で左上の虫眼鏡から「スクリーンショット」で検索
- いくつか見つかるが、「スクリーンショット」アプリが使いやすい
- 起動してタスクバーにピン止め
端末(ターミナル)のデフォルトコピペを Ctrl+C/V に変更
- タスクバー左端のZorinボタン → ユーティリティ → 端末(ターミナルが起動する)
- ターミナルのタイトルバーの三本線アイコン(≡)をクリックして「設定」 → 「ショートカット」
OS全体のキーボード・ショートカット調整
- タスクバー左端のZorinボタン → 設定 → キーボード → キーボード・ショートカット
ウィンドウスナッピングをOff(画面上に窓を持っていくとタイル表示させようとするアレ)
- タスクバー左端のZorinボタン → Zorin Appearance → ウィンドウ → 高度なウィンドウのタイル表示
おまけ&感想
- OSインストールは時間がかかるので一旦Zorin18core(無料版)isoを使うことをおすすめします(proにするのはインスコ後に)
- OSインストール時にNvidiaのドライバー込みでやるのはおすすめしません(固まった)素でインストールして後からドライバー導入をおすすめします(やりかたはchatgptに聞くと吉)
- docker 等の開発用アプリはzorinOSの「ソフトウェア」よりコマンドラインでインストールした方が良いです(バージョンが衝突したりするので)
- 変換キーの右に「カタカナひらがな」キーがあるPCは、それも「IMEを有効化」に変えると押し間違い時のストレスが無くなります
- asus の TufDashという機種にいれたところ、独自ボタン(音量ー+、ミュート)も動作しています
- Nvidiaのドライバーを入れたらsteamのゲームもぬるぬる動きました
- Linuxデスクトップは何かしら不具合or使いづらいがあったのですが、ついにWindowsから無理なく乗り換えられるものが見つかって嬉しいです。作者に感謝です!