1
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Windows10でWSL2をセットアップしてLinuxコマンドの勉強環境を作る方法

Posted at

##はじめに
以下のリンク先の情報をもとに、Windows10でWSL2を使用できるようにセットアップし、Ubuntuを導入してLinuxコマンドを打てる環境を作りました。
[WSL2インストールガイド for Win10]
(https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/install-win10)

WSL2は、WSL1とは違ってLinuxカーネルが動くアーキテクチャーだそうで、Windows上でLinuxの勉強を行う環境として使えそうだと思いました。
WLS1とWSL2の違いは以下のリンク先を見てください。
WSL1とWSL2の違い

#####この手順を実施したWindows10の環境

エディション バージョン OSビルド プロセッサ
Windows 10 Pro 2004 19041.508 x64 (AMD Ryzen7 3700X)

##Windows10のバージョンを最新化する

  1. 「Win」+「R」キーを押して「winver」と入力して「OK」ボタンをクリック。
  2. OSビルドが「18361」以下の場合は、WSL2が利用できないのでバージョンアップしてください。
  3. バージョンアップする場合は、「Win」+「R」キーを押して「ms-settings:windowsupdate」と入力して「OK」ボタンをクリック、バージョンアップを行ってください。

##「Linux用Windowsサブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」を有効化する

  1. 「Win」+「R」キーを押して「OptionalFeatures」と入力して「OK」ボタンをクリック。
  2. 「Linux用Windowsサブシステム」にチェックを入れる。
  3. 「仮想マシンプラットフォーム」にチェックを入れる。
  4. 再起動を行ってください。

##WSL2をデフォルトバージョンにセットする

  1. スタートメニュー右の「ここに入力して検索」に「PowerShell」と入力して、「管理者として実行する」を選択。
  2. 以下のコマンドを実行。
>wsl --set-default-version 2

私の環境では以下のエラーが表示されてしまいました。

>wsl --set-default-version 2
エラー: 0x1bc
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください

以下リンク先の情報をもとにWSL2のカーネルの更新を行ったのち、再度コマンドを実行すると、エラーが表示されなくなりました。
カーネルの更新

##Ubuntu 20.04 LTSをインストールする

  1. 以下リンク先のMicroSoft StoreからUbuntuをインストール。

Ubuntu 20.04 LTS

##WSLを起動する

  1. 「Win」+「R」キーを押して「wsl」と入力して「OK」ボタンをクリック、もしくはスタートメニューから「Ubuntu 20.04 LTS」を選択。
  2. コマンドプロンプトが表示されコマンド実行ができる。(以下はカレンダー表示を行うcalコマンドの実行結果)
$ cal
   September 2020
Su Mo Tu We Th Fr Sa
       1  2  3  4  5
 6  7  8  9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

##最後に
これでWindows10でLinuxコマンドが打てる環境ができました。
仮想化環境(Virtual BOXやHyper-V)を準備してLinuxをいちからインストールすることで環境を作ることに比べると、簡単にLinux環境が作れると思いました。
今後この環境でDockerを導入してプログラム開発環境を整えていきたいと思います。

##参考情報
Windows Subsystem for Linux Documentation

1
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?