0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

クラウド開発環境PaizaCloudクラウドIDEのすすめ

Posted at

クラウド開発環境のPaizaCloudクラウドIDE(ここからはPaizaCloudと書きます)が以前から使っていたのですがやはり何かと使いやすいと思ったのでお勧めしたいと思います。念のためですが今のところは運営企業様とは何の関係もありません。
(現在のトップ画面です。)
paizatop.png
どういう点でお勧めしたいのかと無料版での実際の使い方の導入部分や無料版での注意点などを書きます。

お勧めしたい状況とその理由

  • プログラミングの学習
  • ポートフォリオの公開
  • Linux環境で何か試してみたい時

以上の状況でお勧めしたいのですがその理由は何と言っても以下の点でやりたいこと自体がすぐに始められるということです。

  • アカウント作成が簡単
  • UIがシンプル
  • すぐに実行できる
  • 初期設定が不要
  • 日本語サポート

(以下のようにブラウザベースで作業をします。)
paizawork.png
Linux環境では何かを始めようと思った場合にそれなりの準備が必要ですが(それがもちろんLinuxの文化です。)PaizaCloudではそれらの準備がかなりの範囲で出来ています。

実際にどういった開発環境が導入されているかは現状で以下のページの最下部の仕様詳細の項目から確認出来ます。
PaizaCloudクラウドIDE

導入までの実際の手順

現時点での無料版の使い方の導入部分を書きます。

ユーザ登録

ユーザ登録は以下から出来ます。特に難しくはないと思うので詳細は割愛します。これで無料版は使えるようになります。
https://paiza.cloud/signup

ログイン

ユーザ登録が完了していると以下からログインが出来ます。
https://paiza.cloud/login

無事にログイン出来ると以下のような画面に進むと思います。
paiza1.png

新規サーバー作成

ログイン完了画面で新規サーバー作成ボタンから新規サーバーを作成します。
paiza3.png
ここではサーバー名はデフォルトで「私はロボットではありません」にチェックを入れました。

これで以下のように無料版サーバー作成まで完了しました。
paiza4.png

実際に使ってみる

外観の確認

左側にアイコンが3つあってファイル一覧が表示されます。ホームディレクトリが以下のようです。
/home/ubuntu

Webサーバーとして使ってみる

既にWebサーバーとして利用出来るようになっているので、index.htmlを作成して表示させてみます。
index.htmlの作成
新規ファイルアイコンをクリックします。
paizacloudf.png
index.htmlというファイル名にします。
paizacloudff.png

最小限のhtmlファイルを書いて保存します。ディレクトリを選択していないのでホームディレクトリに保存されます。
paizacloudi.png
作成されたファイルを右クリックからブラウザで開くを選択します。paizacloudbb.png
そうするとPaizaCloudのブラウザで表示されます。
paizacloudb.png
この状態ではPaizaCloudの内部で表示されているのでこのURLをコピーしてブラウザの別の画面で開きます。
paizacloudn.png
これで外部からアクセス出来るWebサーバーとして利用出来ることが確認出来ました。(※無料版の制限で「サービス公開制限 公開不可」とありますがWebサーバーでの公開は出来るようです。)

独自のWebサーバーとして使ってみる

次に独自のWebサーバーとして使ってみます。具体的にはPythonのモジュールで独自のWebサーバーを起動して前項のindex.htmlを表示させてみます。

ターミナルアイコンからターミナルを起動します。
ここではまず python -V でバージョンを確認しました。

次に、python -m http.server 8080 でpythonのWebサーバー(HTTPサーバー)を起動しました。
paizapy.png
そうすると、ブラウザのアイコン(地球アイコン)が新規で表示されました。
paizapy2.png
これをクリックするとブラウザが起動されてPaizaCloudの内部にindex.htmlが表示されました。
paizab2.png
別のブラウザ画面にURLをコピーして表示することが出来ました。これも外部からアクセス出来ました。
paizabb.png
以上でデフォルトのWebサーバーとPythonでの独自のWebサーバーの稼働が確認出来ました。環境構築は何もやっていません。

このように他にも既にいろいろと開発環境が整っているので実際にやりたいことが始めやすいです。あと同じようにPaizaCloudを利用すると環境の違いが発生しにくくて同じ結果の再現性が高くなると思います。

無料版での注意点

無料版の制限事項については以下のページの料金体系で確認してください。
PaizaCloudクラウドIDE

使ってみた印象はあくまでも有料版への導入ということです。すぐに使えなくなって有料版へ移行して下さいという流れです。無料版で長く作業をしたい場合はなるべくブラウザを閉じないで続けた方がいいと思います。

もし変な動作になって使えないと思ったら、右上ユーザ名からダッシュボードに移動してサーバーを削除することが出来ます。
paizau1.png

paizau2.png
サーバーを削除するとまた新規作成することが出来ます。但し、新規サーバーを作成する場合は今まで使っていない名前にする必要があるようです。

以上のような使用感ですので、無料版上で一生懸命プログラム等を作った場合は必ずバックアップした方がいいです。(PaizaCloudの作業画面のファイル一覧でファイルを選択して右クリックのメニューからダウンロード出来ます。)

無料版で限界を感じたら有料版に移行するか他のサービスやレンタルサーバー等を比較検討すればいいと思います。まあそれでも無料版でいろいろと試したり、Linuxコマンドやプログラミングの勉強も出来ると思います。

最後に

今回はここまでとします。引き続きPaizaCloudを使った投稿が出来たらと思います。

私事ですが初めてQiitaに投稿しました。
ありがとうございます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?