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初学者 FEM解析をやってみた(「PrePoMaxを使ってみた」前章)

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FEM解析をやってみた 

機械系エンジニアのissa-prepoです。
仕事で強度計算や応力計算はやったことあるが、FEM解析は専門家や解析会社に
依頼しており、自分ではやったことが無い。
そう、「FEM解析結果は赤いところが危ない」くらいの知識しかない。

そんな私がPrePoMaxを使って、FEA解析をやってみたと言う体験記
今回はその前段のFEMを初めてやったお話です。
雑な文章ですが、お付き合いいただければ

FEM解析できるでしょ

ある日、Aさんから電話が
A:簡単な形状なんだけど。設計者だからFEM解析できるでしょ?

私:えっ、自分でやったことない、
A:今回からできるようになろう
私:やり方わからない、
A:最初は誰しもわかならものだよ。設計者なら大丈夫

なんだかんだでFEM解析をやることに。

二人でがんばろう

A:3D CADマスターのBさんをサポートに付けるからさ、
私:Bさん、FEM解析やったことある?
B:1回やったことある
私:(ちょっと心配) えーっと、こんな形状で荷重〇〇でこのあたりに荷重かけて
B:(サクサク ちょっと待つ)解析できました。ここ変位大きいですね。ちょっと形状変えますね
B:(サクサク モデル修正)変形減していい感じです。
幸先よいスタート。これなら解析すぐ終わりそう。 そんな風に考えていたが、この後、沼にはまることに 

めり込んだ

C:接触解析すると飛ぶよ

簡単なFEM解析ができたので、次のステップとしてボルト取付けの接触解析へ
Aさんと相談していると、FEMマスターのCさんが、「接触解析すると飛ぶよ」と

飛ぶってなんだろう、不安に思いつつ、接触解析を実行
B:あー、ボルトがめり込んだー
私:接触解析で飛んだのか?接触解析恐るべしー
B:「。。。」
私:「。。。」
実は接触解析で飛んだわけではなく、解析の変形表示倍率が高かっただけ
おそらく初学者は、変形表示倍率について一度は勘違いする。

これにより、変形倍率を等倍/拡大 切替確認の大切さを理解した

メッシュサイズ

B:そういえば、接触解析にしてから、解析時間がかかるようになった
私:メッシュを粗くしたら、早くなるって聞いたことあるけど。
B:やってみます(サクサク メッシュ修正)オー、めっちゃ早いっす。しばらくこれでやります。なんか、最大応力値下がった気がしますが。。。

剛性体じゃないの

B:でも、ボルト応力高いですね。ボルトの局所応力が高いのではなく、平均応力が高いみたい。
私:じゃーボルト本数増やしてみて
B:はーい。横方向はスペースないので、縦方向にボルト増やしますね
 (サクサク モデル修正)
B:あらっ。もとのボルト応力高いまま。増やしたボルトに力加わってない。
私:なんで、ボルト本数増やせば、平均応力下がるでしょ
B:なんか取付板曲がっちゃってる。このせいですね
私:一次元強度計算だと、取付板を剛性体とみなしてたけど、
  FEM解析だと取付板の剛性も評価の対象になるのかー

C:とりあえず板厚あげればok

Cさんがボソリ言った一言。
確かに、コストや重量を気にしなければ、板厚上げれば、応力下がるってのは
そのとおり。でも、なんだかな―

他に、何か対応方法ないのかな。
モンモンとした気分で過ごす日々

そして見つけたのが、
「生活に役立つ材料力学 @zairiki

image.png

なんとー、
自宅でFEMができるの?
無料の3D CAD? 
無料のFEMソフト?
そして、この日からPrePoMaxとの闘いが始まるのである

FEM解析の理論わかってますか?
材料力学、機械力学 ほんとに理解してますか?
いままで、リスキリングしてこなかったことを反省

この続き「PrePoMax使ってみた」は、アドベントカレンダー2025 CAEに投稿予定
https://qiita.com/advent-calendar/2025/calendars?q=CAE

お楽しみに!!

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